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From .05.MAY.2009
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【5月28日の「70年台に筒井康隆やタモリ、ジャズの山下洋輔らが主催していた『全日本冷し中華愛好会』なる存在を知ってますか?」日記】
 会員同士の合言葉(挨拶)は
 「冷中(れいちゅう)ーーっ!」

 クソ暑いっちゅうねん。
 この季節になると外せない「食材」ってありますよね。
 「冷し中華はじめました」
 この定番の看板を観ると、ついフラフラと店内に吸い込まれていってしまう。
 
 今日入店したのは某所のチェーン系ラーメン専門店「丸源ラーメン」。
 椅子に座るや否や「冷し中華!」と注文する。
 やがて運ばれてきた色も鮮やかな「冷し中華」。 美味そう。
 「醤油だれ」と「胡麻だれ」が選べる。 「醤油」味を所望。 小さな別容器の小さな徳利に入っていて、それをブッカケるシステム。
 美味しかったですよ。
              
  
 「冷し中華」を食べるごとに思い出す風景がある。
 学生時代の漫研のコンパでの出来事。 会場はいつもの布施の「百番」だったと記憶する。
 先輩の「漫研三賢人」の一人「Y橋先輩」が私の向かいの席に座っておられた。
 酒もかなり回りだした頃、Y橋先輩が「冷し中華(冷麺)」を頼まれた。
 まず一口、先輩が食される。
 「うわ! なんやコレ? 辛い辛い~!!」
 先輩が悲鳴を上げた。
 「え?ホンマでっか?一口下さい」
 そのまま丼状のお皿ごと手渡されて一口喰った。
 「?…別に普通の味でっせ?」
 また先輩にそのままお戻しした。
 「そうかなぁ…」
 再び冷麺を啜られる。
 「!! いや!絶対辛すぎるで、コレ! とてもやないけど喰われへんわ」
 「そうでっかぁ? おかしいなぁ」
 
 その後「真相」が判明して大笑いした。
 先輩にとってはちょうど「死角」となる丼の黄色い「辛子」が塗ってある部分に丁度口を付け麺を啜っていたのである。
 麺には大量の「辛子」が塗られた状態で先輩の口に入っていく。
 それを手渡された私はその皿の丁度「反対側」の名にも塗られていない部分から啜っていたので、一つも辛くない訳である。
 
 その日から三十年以上経ってはいるが「冷し中華」を食す度に、その日の光景をまるで昨日のことのように思い出すのであった。
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