嫁啼

【10月19日の「この晩一番笑ったのはGAINAX澤村さんが発した「スマートフォンスマートフォン言うたかて、世の中に『自分で自分の事を賢い賢い』と言うヤツに限って、本当に賢いヤツが居たためしがない」という御言葉」日記】
（昨夜の続き）
　GAINAXや「米子映画事変」のスタッフたちと夕ご飯を食しに出た。
　一軒目の「タカシマヤ」食堂階のレストランは、残念ながら本日は「貸きり」でアウト。
　二軒目に最近「赤井監督」がお気に入りだという少し小さめの「居酒屋」へ赴く。　総勢六人が中央の席に着くことが出来た。
　
　入り口前に貼ってあった「本日のお薦めお品書き」からずっと気になっているメニューがあった。
　その名も
　　『ヨメナカセ』！

　その「ヨメナカセ」というモノを初めて食す。
　種明かしをするとこれは牛の心臓の大動脈を塩コショウ等で味付けしたもので、岡山県津山市辺りの珍味だという。　コリコリした食感で美味。
　この何とも言えない面白い名前の語源については、「下処理が難しいのでお嫁さんが困る」「あまりに美味しいので、秋ナスのようにお嫁さんが食べさせてもらえない」「出産後、歯が弱くなった女性には食べづらい」等々諸説あるんだって。
　いやまた、この食べ物が物凄い滋養強壮効果があり、喰った晩には「嫁」をﾋｨﾋｨ哭かせる効果があるのかと思っちゃったゼ。


　で、今日の朝「強壮効果」があったかどうか検証しようと思ったら、パンツの前は破れているわ、ホテルの天井に変なシミはあるわ、そのシミから何やら烏賊臭(烏賊だけに以下略)

　　

開店

【10月18日の「決戦前夜」日記】
　島根県出雲市で目覚める。
　昨日からの雨は止んでいた。　曇り。
　ほぼ丸一日、出雲市内を駈け回る。
　夕刻に９号線を東へ。　鳥取県米子入り。　駅前のチェーン系ホテルに滑り込む。
　
　夕飯を摂りに外出。
　その前にふと思い立って「ヨナゴフィルム」に顔を出すとスタッフが会議中。
　『第二次米子映画事変』までもう二週間を切った。　追い込みで大変そう。　
　おまけにGAINAX公式ｼｮｯﾌﾟ『ゼネラルプロダクツ米子』が明日開店。　修羅場真っ最中って感じ。
　出来上がったばっかりの「映画事変ガイドブック」をパラパラ読ませてもらいながら座っていたら、会議は終了。　GAINAXﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻｰ武田先輩に声を掛けられた。
　「今から開店準備中の『ゼネプロ米子』覗きに行くけど付いてくるか？」
　行きます行きます。
　実は今日、それが目当てだったりして。
　　　　　　　
　「ヨナゴフィルム」から歩いて十数分。　米子市角盤町の百貨店「タカシマヤ」裏のアルファビル２Ｆに「ＧＥＮＥＲＡＬ ＰＲＯＤＵＣＴＳ」のネオン看板が輝いている。
　私を含め「武田先輩」「赤井監督」達が開店準備中の店内になだれ込む。　店内は明日の開店に備え商品の配置の真っ最中。　その中を物見遊山な私などがウロウロするので迷惑極まりない。　申し訳なし。
　ところが武田さんや赤井さん一行は偶然　店内モニターに映し出されている東宝特撮映画『妖星ゴラス』を見入る見入る。
　「わはは。これは観出したら止まらんわ」とか言いながら、赤井監督のコメンタリーがまた面白いのでまた全員立ちん坊でモニターに釘付け。　何しに来たのやら。
　『妖星ゴラス』も無事終了し、次は『地球防衛軍』。
　「わはは。帰られへんようになる前にメシ喰いに行こか？　ほな頑張ってな♪」
　「ゼネプロ米子」のスタッフの皆様、明日は頑張って下さいね。
　　　　　　　　　　　
　その後全員で近くの居酒屋で乾杯。
　武田さんや赤井さんの話に抱腹絶倒。
　楽しい夜を過ごさせてもらいました。
 

推定

【10月17日の「私の娘は『Ｆcup』(推定)」日記】
　（昨日の続き）
　結局、娘はお祖母ちゃんの衣裳の中から「スカート」と「ペンダント」を持って帰ったという。
　祖母さんにお気に入りの真っ赤なジャケットを何故貸さなかったかのかと問うと
　「あの娘は胸が大きすぎて、私の上着は着れなかった。難しいものである」とか。
　まぁ何とか丸く収まったようで、胸を撫で下ろしましたよ。

 

☆小ネタニュース
　「大泉逸郎」の名曲。
　　新ジャケットで蘇える！

　　　

 

貸服

【10月16日の「BADsMARUは意外と早い時期に『お祖父ちゃん』『孫持ち』になってしまうかもしれないと危惧しているのだ」日記】
　大学生の娘が祖母(私の実母)の元に訪れたいという。
　娘が今付き合っている彼氏の姉妹がこの度めでたく結婚式を挙げる事となり、その「二次会」に招かれたのでその際着ていく洋服を相談したいというのだ。
　祖母ちゃんとしては嬉しくて舞い上がってしまい、歳の所為で痛めた脚の激痛もそっちのけで実家の一階から二階にある家中の全ての箪笥から孫娘に着せたい服を次々に取り出し始めた。　実家はまるで「貸衣装屋」の様相を呈し始めたという。
　女通し仲良くやっていてもらって大変結構である。
　
　ところが娘の本心は「祖母ちゃんに新しい服を買ってほしい」という処にある。
　確かに幾ら「若作り」といえども七十歳すぎの婆さんの洋服を、二十歳の娘が着ることは滅多にあるまい。
　しかしこの点をあからさまに祖母ちゃんに指摘すると、せっかく楽しみにしている実母を傷つけることになる。
　そこで前日の今晩、娘に電話を入れた。
　「祖母ちゃんを傷つけぬ様に心して行動するように。　例え着ることがなくても『ありがとう。ちょっと考えるわ』とかなんとか上手い事を云って、取り敢えず一着か二着持って帰るかしろ」
　
　
　さて、どーなることやら♪

 

完成

【10月15日の「CAWの『ﾐﾆﾓｽｶｰﾄ･プロップ』というのが欲しくなってきました」日記】
　納品打ち合わせ等で鳥取市へ。
　この後、一旦南下して岡山県入りを予定していたがスケジュール変更で、そのまま「山陰ツアー」続行に切り替え。
　山陽地方の宿をキャンセルし、山陰の宿を取り直すなどてんやわんや。
　島根県出雲市の定宿国民宿舎に夕刻チェックイン。
　温泉で旅の汗と埃を洗い流し夕食を頂く。
　　　　　　　　　　　
　旅先での長い晩秋の夜を如何に過ごそうかと思案した挙句、昨日の日記で「尻切れトンボ」状態になったToyGunｷｯﾄ「SMOKEY's GUN FACTORY『Walther ＫＡＭＰＦＰＩＳＴＯＬＥ』」を各種工具と共に出張の荷物の中に紛れ込ませて持ち込んだ。
　晩酌でホロ酔い御機嫌状態で何処まで組み立てられるか心配だったが、果たして結構サクサク進行して完成してしまった。
　トリガーガード前のオープンラッチレバーを前に押すと、ちゃんとバレルがブレイクオープンする。
　ただしトリガーとハンマーは一体化され、作動時はハンマーが前進して「モスカート」のバルブを開放させる機能しか付いていない(つまり「シングルアクション」機能すら付いていないというコト！)。
　

　でも格好いいからいいか？