From .05.MAY.2009
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【5月02日の「長くて辛い一日」日記】
GW五日目。 今日は実家の母の要請により、伯父のお見舞いのへ同行。 母方の兄弟(長兄)であり、クラシックギターの講師を生業としておられ、私も幼い頃から可愛がってもらい結婚披露宴でも素晴らしいギターの生演奏を披露していただいた。 その伯父が老衰のため急遽「入院」することになったのが、GW前の先月下旬のこと。 昨日、従兄弟から連絡をもらい本日、大阪府大東市の某病院にレンタカーに実母を乗せお見舞いに駆けつけた次第。 病院の白い個室に伯父はベッドに横たわっていた。 数種の電子機器に継れ、意識は微かにあるものの呻き声程度しか発せられない状態。 実母が「兄ちゃん、来たよ。」と耳元で声を掛けると、わずかに頷く。が明確な返答は返ってこない。 酸素マスクが煩わしそうに見えるが、治療上外すわけにはいかないのが歯痒く感じるのは母も同じだろう。 「(私の亡)父もこれ(酸素マスク)のこと嫌がって、(亡くなる前に)なんども無意識に外してたわ…」 と母が呟く。 医療用酸素ボンベからの乾いた「酸素」は喉を乾かし、また口腔と舌を乾燥させより患者の発音を困難に至らしめる。 生きるために絶対必要な「酸素」が、また別の面で人間を苦しめている。 現代医療(機器)の限界かね? 「兄ちゃん、シンドいねぇ。 エラいねぇ。でも頑張ってね。」 母親は語りかけ続ける。 終戦前後の貧しい時代から、様々な苦労を重ねながら四男三女の大家族(当時としてはさほど珍しくない)長兄として家族の面倒を見てこらてたこられた方である(私の母は長女)。 だが、返答は苦しそうな呻き声のみ。 しばらくして従兄弟が会社を半休にして現れた。 子供の頃から気安く遊んでいた彼だが、今日はこの場でかける言葉が見つからない。 「あ、どうも…」 なんという他人行儀で場にそぐわない挨拶だろうか、と自分自身に呆れ果てる。 その後、叔父の付き添いは従兄弟に任せることにして、病院を後にする。 母親は心底疲れたようだ。 「まぁ生きてるうちに、最後に会えたのが良かったわ…兄ちゃんも一刻も早く、楽になれたらいいのにねぇ」 車の窓ガラス越しの風景に向かって、誰へともなく母がそう語るのが聞こえた。
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【5月01日の「まぁ『魔法少女』ってお仕事もイロイロ大変なのね…」日記】
GW四日目。 世間では学校も含め、今日明日は通常業務を行うところも少なくないと聞く。 ソレガドーシタっちゅうワケでもないのだが、取り敢えず会社に顔を出してみる。 「総務」「営業部」等エラいさんや男性営業社員も含め、おにゃにょこ達まで結構出社していた。 みんなエラいなぁ。 チョコチョコッとだけ「仕事した振り」をして、とっととトンズラを決め込んでから、通いの病院にお薬を貰いに行く。 帰宅前にレンタルビデオ「つーたーやー」に立ち寄る。 レンタル会員カードの継続手続きを兼ねて、GW中の暇潰し対策。 ☆借りてきた物ハンター(ナンヂャソリャ?) 《CD》 ・『five-star』 YUKI ・『JOY』 YUKI ・『うれしくて抱きあうよ』 YUKI ・『Oh!』 少女時代 ・『SHOW』 SCANDAL 以上、五枚千円レンタル 《DVD》 ・『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』 ・『パラノーマル・アクティビティ2』 ・『ゾンビランド』 ・『劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~』 ・『魔法少女まどか☆マギカ①~⑥』
以上いちまい円レンタル
で、CDをピ○コ中のDVD鑑賞は選りにも選って『魔法少女まどか☆マギカ』を選択してしまう。 これは最近「大評判」とのウワサは耳にも届いていたし、先日の『小池一夫出張劇画村塾』会場に於いても師自ら言及されておられたからだ。 漫画原作者の「小池一夫」は2011年8月21日にニコニコ生放送で放送された「小池一夫のニコニコキャラクター塾!~実践篇~」にて本作のことについて触れ、今年一番ヒットしたキャラクターは『まどか☆マギカ』であるとし、本作の作り方が小池が漫画原作を作る際の「キャラクターを立て、設定を決め事件を起こす」という、わかりやすく進む手法とは全く逆を行っており、「何がなんだか分からず、謎が謎を呼び、ラストまで行ってしまう。この引き方は紙の文化である漫画の世界では作り得ない」と分析した。世界観についても、「魔法少女になれば魔女にならざるを得ず、魔女になれば悪を行わざるを得ない。悪を行えば希望が消える」ということについて「こうした考えた方は僕の上を行っている。僕は漫画の世界でこれだけ大きな世界観を持つことができなかった。負けたなという感じを持つ」と評価している。(Wikipedia参照) ハナシを聞けば、この作品を師匠「小池一夫」に薦めたのは漫研先輩「伝説巨●ヤバっさん」ら弟子たちからだそうだ。 いや、観て驚いた。 まさに小池一夫師の指摘された通り。 確かに斬新な手法で「現在アニメ界」の突出した一面を切り開いているけれど、私はしばらくは繰り返し観ようとは思わないなぁ。 観ていて、あまりにも「心が痛い」感でオナカ一杯。「カタルシス」にも乏しいし。 それに『魔法少女』というタイトルで、早とちりな親が幼い女児などにコレを観せたらトドーすんのyo!?とか考えた。 一生分の最大級「トラウマ」確定だもんなぁ。
【4月30日の「頭の血管がプチッと切れて、死ぬかと思った(イロんな意味で)」日記】
【4月29日の「一人だけ、我が『ヘビ柄シート』を褒めてれた方が居られましたヨ♪」日記】
【4月28日の「何故キミは『ん』を『ン』と書かないンだぃ?(By小池御大)」日記】
自宅で朝までグッスリ寝てから、電車の近鉄線で京都入り。 「竹田」で「京都地下鉄」に乗り換えて「烏丸御池」に到着。 目指しましたその先は『京都国際マンガミュージアム』で御座いました。 今日はKinky大学漫画研究会第一期生の大先輩『やばっさん(仮名:年齢不詳)』の御紹介で、有名劇画原作者『小池一夫』先生の『出張劇画村塾京都』講座が開催される日なのであります。 『やばっさン』は現在「劇画村塾」塾生にて、某漫画雑誌にて絵師「平野仁(『青春の尻尾』『少年の町ZF』『サハラ』等)』先生に原作を提供連載中。 「やばっさン」が在住している地元の「京都」での開催の為 講座への動員の責が発生し、我々にお声が掛かったという次第。 会場には既に「パキラ」氏等漫研後輩OBらが到着していた。 『小池 一夫(こいけ かずお)』、本名及び僧号:俵谷 星舟(たわらや せいしゅう)、旧名:譲(たわらや ゆずる)、1936年5月8日 - )は、日本の漫画原作者、小説家、脚本家、作詞家、作家。秋田県大仙市出身。男性。神奈川工科大学情報学部情報メディア学科客員教授、大阪芸術大学キャラクター造形学科客員教授。出版社の小池書院編集長。中央大学法学部卒。別筆名に小池一雄、緒塚敬吾、イゴル・キニスキー等がある。身長183cm。血液型はO型。 漫画原作作品に『子連れ狼』(画:小島剛夕)、『御用牙』(画:神田たけ志)、『高校生無頼控』(画:芳谷圭児)、『修羅雪姫』(画:上村一夫)、『クライング フリーマン』(画:池上遼一)、『オークション・ハウス』(画:叶精作)、小説に『乾いて候』、『夢源氏剣祭文』がある。初期の『ゴルゴ13』(さいとう・たかを)にも関わっている。 信条は「漫画はキャラ起てが大事だ」。インパクトのあるキャラクターを動かし、世界的な謀略劇の中を鍛え上げた肉体を駆使して駆け抜けるというハッタリの効いた壮大な筋が身上。「キャラクター原論」の提唱者である。(以上Wikipedia参照) 我々の(漫画好き)世代には決して欠かせぬ存在の偉大なる「原作者」である。 暫らくして『やばっさン』到着。 御挨拶を交わしながら『マンガミュージアム』の開館の午前十時を迎える。 入館料金を支払い講座の「入場整理券」を無事GET。 ミュージアムのロビーで立ち話をしている内に、一つ年下の後輩『段目段平』こと「N西くン」も到着した。 馬鹿話をしながらミュージアムを一周。 まだ講座の開始時間である午後二時まで時間が有るので、京都市役所前で開催されている「フリーマーケット」を素見す。 その後「やばっさん」が「小池師匠」出迎えの為に中座され、N西くンと一緒にお昼ご飯を。 「MARUさン。お昼にナニ食べたい?」 「そやなぁ…いま『ダイエット』してるから…『串カツ』喰いたい!」 「なンですのン、それ?」 結局「串カツ」ならぬ「串焼屋」に飛び込んで『焼鳥定食』1100円也。 『定食』がお膳に並ぶ前に「瓶ビール」が卓に運ばれる。 さてユックリお食事(と瓶ビール四本)を摂って、ご機嫌で会場に戻る二人組。 ちょうど時間となりまして、ホール会場の「劇画村塾関係者優待席」まで入場を果たしました。 やがて『小池一夫』師匠御大入場。 まずは六十分の師匠単独講座。 いや、それが面白いのなンのって。 「文章も書けるわ、ベシャリも上手いわ」って、まさに「天が二物を与えし生きる伝説」が目の前に存在していたンだ。 さて続く第二部は評論『小池一夫伝説』で小池氏の全貌に迫ったマンガ評論家「大西祥平」氏が、自身の秘蔵コレクションを披露しつつ小池氏に公開インタビューを試み、氏のキャリアを紹介していくコーナー。 マニアなら喉から手が出るような「コレクション」の数々に目を瞠る。 いや、面白かった。 充実した時間が過ごせました。 講座終了後、近くの別会場で小池先生を囲んでの塾関係者など身内だけの「茶話会」。 この会場で小池先生と大西祥平さンに持参した『小池一夫伝説』にサインをして頂きました。 名残惜しゅう御座いましたが「師匠」様たちにお別れを述べ、「やばっさン」と後輩一同と『勝手に三次会』。 四条河原町ビアレストラン老舗『ミュンヘン』にて、莫迦話しながらビール呑む呑む♪ 調子に乗って「バーボン」もお代わりお代わり♪ で、結局「終電」で千鳥足ながら無事帰宅いたしました。 いやぁ、楽しかったのなンのって。 充実した幸せな時間を過ごせて、まことに感謝の一日だったンであります。
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