【8月08日の「あれ?模型師匠。今回は『家族』の出店は無いの?」日記】
とあるドス黒い野望を胸に島根県出雲市にて目覚める。
市内を焦土に変えた後、「決戦の場」としての舞台を「松江市」に移す。
時刻は正午。 「昼休み」と次の顧客訪問時間まで一時間を残している。
そこで「宍道湖北側」へ、ドス黒い野望達成への第一歩を進めたのであった。
「松江イングリッシュガーデン」
元は「ルイス・C.ティファニー庭園美術館」と合わせて松江ウォーターヴィレッジを成していたが、同美術館は所有者である堀内不動産と松江市との対立のために閉館となり、庭園のイングリッシュガーデンのみが残った。美術館の閉館後「イングリッシュガーデン」は入場料無料で開放されている。
ちなみに2001年、「ルイス・C.ティファニー庭園美術館」がオープンしたのにあわせ、この地の駅名を「古江駅」から「ルイス・C.ティファニー庭園美術館前駅」へと改称した。これは駅名として南阿蘇鉄道の「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」を抜いて日本一の長さとなり、現在もこれより長い駅名は現れていない。
しかし、美術館は2007年3月31日限りで閉館し、このため駅名も変更を余儀なくされ、同年5月21日付で「松江イングリッシュガーデン前」に再度改称された。これに伴い、日本一長い駅名は再び「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」に戻ることになった。
本日訪れたのはこの「松江イングリッシュガーデン」内の「西回廊」。
ここで催される我が敬愛する造形師(でマイミクの) 『-情景作家-山田卓司 昭和の情景とジオラマ展』を鑑賞するためである。
一般入場料800円を支払って館内へ。
弱冷ながらクーラーが効いていて助かる。
「回廊」なので「ウナギの寝床」のような会場の左右に作品が展示されている。
地元造形「松江市」から始まり、以前の倉吉で開催された個展にも出展されていた「倉吉アーケード商店街」に再会。
前半は「昭和の情景」がほぼ「季節ごと」に展示されている。
おう? 大好きな『おつかいのおもいで』が!
これを観るといつも目頭が熱くなるんだよなぁ。
「OldDays But GoodDays」「引っ越しの日」「夏休みの日」もイイねぇ。
『模型少年の日々』や『完成したよ!』のジオラマの中には四十年前の「ぼく」が居るよ(その当時はもっとコロコロ太ってたけど)。
「ガンダム」「エヴァ」などキャラクター物に引き続き、山田卓司先生真骨頂「ミリタリー物」の展示。
夏休みなので親子連れの入場客が多い。「ガンダム」など子供が目を皿のようにして見入っている。 「良き模型少年」の道を歩んでほしいものだ。
オバチャン二人連れのお客さんが「ジュラシックパーク」の「ディロフォサウルス」を観て、「なんでエリマキトカゲが人を襲うとんねやろ?」と喋っているのが自然と耳に入ってきて、笑いを堪えるのが大変でした。
しかし非常に充実した良い「展示会」だったが、BGMは不要だな。
外から聞こえる「蝉時雨」が「昭和の情景」と非常にマッチしていただけに残念。
午後一時の「お仕事開始」時間が近づき、後ろ髪引かるる想いで会場を後にする。
帰りのミュージアムショップで「浜松ジオラマファクトリー開館記念公式パンフレット」「山田卓司情景作品集OldDays But GoodDays」と「作品クリアファイル」を何枚か購入。
「開館記念公式パンフレット」は定価300円なのに紙質も良く内容も素晴らしい。
~8月26日まで開催中
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