【4月07日の「日記内の『ぬおわ』とか『ふぬわ』とかいう「記号」がお判りにならない方は、お手元のキーボード数字横の『平仮名表示』を御参照ください」日記】
研修を受けに本社出勤。 どんだけ土曜日「サービス出勤」しとんねん!とお嘆きの貴兄も多いと聞くが、本日は正式研修出勤日。
しかし私は正式な「半休(早退)届」を提出して、お昼からトンズラ。
午前中は真面目に「関西電気保●協会♪」の方の出張講習などを真面目に受ける。
お昼になりドス黒い野望を胸に厚かましくも「会社給食」だけ頂く。
目立たぬように苦心して昼休憩が終わり社員が通常業務に戻るのを見計らって、愛車V-MAXの傍らで徐に「ツーリングウェア」に着替える。
するとそこに間の悪いコトに「みやも」氏が外出先から帰って来た。
建前上「通院検査」の名目での早退なので「いや、これはその…」と口籠もると「みやも氏」、なんとも云えぬ邪悪な微笑とともに
「いやいやいや、MARUさん。みな迄云いな! 分かってます判ってますにゃ。
誰~れにも決して云いませんで!」とかぶりを振った。
あいや、みやもちゃん。
御厚意は非常に有難いんやけど、きっと皆知ってると思うで…。
(ぴゅぬ吉が言いふらすまでもなく…)
黒の革ジャンにオーバーパンツで武装し、サングラスをかけいざ出発。
下道で京都加茂辺りから滋賀県大津に抜ける。 ひたすら「北」を目指し「福井県」入り。
滋賀県北部から異様に寒い寒い。
ガソリンを入れついでに、荷物からインナーシャツを一枚取り出して着込む。手袋は当然「真冬用」。
峠を越えて平地である筈の「敦賀市」に至るも寒さは衰えず。
時間の都合で「北陸道」に飛び乗り、蘇えった愛車V-MAXの高速走行試験。
元の「国内仕様」の為「速度制約」のあったマシンだが、この度Vブースト化とリミッター解除のための「輸入マイル表示スピードメーター」に換装してある。
その効果は「高速時」、つまり「Vブースト」が効果威力を発揮しだす回転域(6000回転/rpm)以上でのみ確認できるのだ。
今までは130km/hでリミッターが効き始めそれ以上の速度は望めなかったが、「ぬおわkm/h」までは軽くエンジンが回る回る。 イイネ!
一時は「ぬゆわkm/h」まで計測できたが、歳の所為かそのスピード域に達すれば視界の左右がギュッと縮まるような「視野狭窄」を覚え命の危険すら感じる。
若い頃は先代の『逆輸入フルパワーV-MAX』に跨って「中国道」で最高時速「ふぬわkm/h」まで達してたのに…。
まぁこれは「マシンの性能」っちゅうか、乗り手が歳喰って腰抜けになって不甲斐ないやぃや♪と理解されたし。
「丸岡IC」で下りる。
かって知ったる下道を疾り、福井県あわら市の定宿の一つだった民宿に辿り着いたのは午後五時過ぎだった。
宿では玄関のアルミサッシを外して家内の土間の方まで単車を入れてくれた。 これは愛車が雨風夜露をしのぐどころか、これ以上「防犯上安全安心」なこと極まれり。 感謝感激する。
福井在住の我が臣民「某☆氏」から連絡が入ったが、今回は我がドス黒き野望と本能に忠実に生きることを決意し、彼からの食事のお誘いを丁重にお断りする。 スマヌスマヌ。
さて、ドス黒い野望の達成時間まで多少時間が有るので、宿で貰った優待券を手に「芦原温泉」の外湯に浸かりに行くことにした。
お馴染みの温泉銭湯「セントピアあわら」で旅の埃を洗い流す…っちゅうか冷え切った身体を温めることが先決にゃ。
湯上りに『桂馬』という店に飛び込んで、生ビールと手打蕎麦で一杯♪ プハァァ、美味い♪
約二年ぶりの『あわらミュージック劇場』の入り口を潜る。 まだ持っていた「優待カード」で入場料金4000円から1000円割引。
懐かしいねぇ。
午後七時半の定時開演時間となり、その夜の夢の幕が切って降ろされたのだった。
(あまりの長文になりそうな気がするので…続く)
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