【9月22日の「京都国際マンガミュージアムは前回、矢〇先輩に誘われて『出張劇画村塾IN京都 小池一夫講演会』以来ですな」日記】
快晴の朝八時、倅を愛車V-maxのタンデムシートに乗せて京都へ出発。
目指す先は「京都国際マンガミュージアム」。
特別展『ガイナックス流アニメ作法~人の群れがアニメを創る!~』が今日から開催。
「京奈和道」を利用したので一時間かからず現地へ到着。 開場一時間前で、すでに二十人弱が玄関前に並んでいる。
倅を先に単車から降ろし、列に並んで順番を確保するように指示。 愛車を駐輪場に停める。 いや、この時代に市街地で大型単車が停められる駐輪場を設備してくれ公共施設は嬉しい。
列に並び暫くすると、十人ほど後ろに見たコトのある眉毛の異様に濃い「後輩」を発見。 本日仕事の為に来れない「モミヒゲスピード」からの秘密の指示を受けた密偵なんだって。
午前十時を前に列の順番で入場。 場内で先着200名にオープニングイベント「トークセッション『~ガイナックス流アニメ作法を語る~』」入場整理券の配布を得る。
そこで御馴染「をやぢ様一家」に合流。 今日は「美人奥様」も御参加とのコト。
イベントは午後一時開始なので特別展会場を「をやぢ一家」御一行と見学。
アニメーションが企画から完成までを非常に具体的に判り易く陳列展示されている。
各所に立っている「人型看板」の「顔」と「吹き出し(スピーチバルーン)」はGAINAX「赤井孝美」氏の手描きによるものだとのこと。
「タケダ」さんの顔、エラい男前になってるのも「気遣い」か?
また「吹き出し」には裏表両面に書かれており、それは「本音と建て前」になっているらしい。 みんなで「吹き出し」裏側を必死に覗く。
ギャラリー3は先日の「GAINAXアニメ世界展in米子」の内容と同じ。 売店もそのまんまな感じ。
しばらく会場をウロウロしていると、本日のイベント「トークセッション」出演の為に来館した「タケダ先輩」に遭遇。 こちらも「御一家」で来られたので奥様(SF作家「菅浩江」女史)とお嬢様とも挨拶を交わす。
マッカーサーみたいなサングラスを掛けた先輩からは「ナニしに来たんや…」というド温かい御言葉を頂戴する。
その後、奥様とお嬢さんは「GAINAX売店」に売り子さんとして入られた。
一旦外出して昼食を摂り、正午過ぎに会場「多目的映像ホール」に戻る。
そこで事件発生。 倅が「入場整理券」の「18番」チケットを紛失していたことが発覚。
「阿呆かぁ!」と叱責しブリブリ怒りながら受付で新しくチケットを貰う。 番号は「188番」。ぎりぎりセーフぢゃん。
お蔭様で無事、時間差で入場が叶った。 咲に入場した私が前から三列目に席を取る。
その後ろの座席列に後輩クン。 そのまた後ろに「をやし様御一家」と知り合いばっかし。
「トークセッション第一部」は京都国際マンガミュージアム館長「養老孟司」氏とGAINAXプロデューサー「赤井孝美」氏によるもの。
司会者の無茶振りもあって、少し硬めの内容で進行する。 「養老さん」少し退屈そう?
それとは対照的に「第二部」参加者「赤井氏」GAINAX代表取締役「山賀博之」氏と先輩「武田康廣」氏のトークは弾ける弾ける(って毎回そうだけど)。
今回よく引き合い資料として出された「島本和彦」作の『アオイホノオ』に対して、「なんでワシらが本名で出演させられていて、作者本人が『偽名』やねん!」と笑わせる。
gainaxの転機として「脱税事件」が語られたのが興味深かった。
「トークセッション第二部」も惜しくも終幕。
『王立宇宙軍』上映会を前に倅と後輩を引き連れて「をやじ一家」に挨拶を米子遠征等の打ち合わせをしてから退場。
今回、後輩クンが不在の「モミヒゲスピード」から与えられし指令はDAICONFILM時代の名作『八岐之大蛇の逆襲』のLDジャケットに各参加スタッフのサインを貰うという超マニアックなモノであった。
ちなみに狂戦車長役で私の同窓の「Mラちゃん」と車両提供「JIN先輩」、それと「武田康廣」氏のサインは以前に頂戴済。
今日は「赤井」「山賀」両氏のサインを狙っている。
そこで「出演者控室」で役を終え寛ぐ「武田先輩」に無理を言い、お願いを聞いてもらった。
お二人がサインをして頂いている間、会話を交わす。
「何で来てん」
「単車にニケツに決まってまんがな」
「そや、ワシ今度『米子』かどっかで『二輪免許』取ろうと思てんねん」
先輩。失礼ながらそれボク、三十年前から何十回ともなく聞いてますし…。
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