為体

【8月30日の「恐怖のセクハラコンビ登場！の巻」日記】
　今日は「呑み会」のお誘いを受けていたので、早めの帰社を目論む。
　が、急ぎの「近畿道」選択が思わぬ「事故渋滞」。
　開始時刻の午後七時半に帰社するという為体。
　後輩のＳ原ｸﾝと二人で急いでJR奈良駅近くの居酒屋に駈けつけましたよ。　もぅ汗ビッショリ。ﾄﾎﾎ
　
　今夜は営業部から製造部へ移動となったKｸﾝと、製造部を辞める御二方の「歓送別会」。
　呑み会の間中ずっと女子事務員を「オレの倅の嫁に来ないか？なんだったらオレの嫁でも可w」と口説いていた。
　
　約二時間で呑み会終了。
　近鉄線で帰宅する私とKクンと製造部長とｵﾆｬﾆｮｺ一人の四人チームが出来上がる。
　この製造部長サンとは何時も好きな女の子の「恋の鞘当て」ライバルとなるケースが多い。
　今夜もそのｵﾆｬﾆｮｺを二人で左右に挟み、お互い手を握り合いながら歩く。　一歩間違ったら「セクハラ」「パワハラ」で訴えられるでホンマ。

　
　四人で無事に電車に乗ることが出来たが、次の駅に近づくと部長がソワソワしだす。
　「なんでんの？」と問えば「いや、次の店に行こかと思て」。
　「ほな、ワテもお付き合いしまっさ」
　誘われてもいないのに、ｵﾆｬﾆｮｺ達にサヨウナラをして勝手に一緒に電車を降りちゃった。
　
　お次の店は駅近くの歓楽ビル内スナック。
　あまり魅力的とは言い難いオネエチャンが一人付いてくれたが、見向きもせずにカラオケ三昧。
　見知らぬ客と一緒に　歌う唄う踊る躍る。
　途中、何故だか分らぬがかなり酔った製造部長殿に唇を奪われる。
　同性から接吻を受けた経験が今まで無かったことも無かったので狼狽えはしなかったが、良かった。
　舌を入れられなくて。

　　
　高級な「焼酎」をロックでガブ呑み。
　そりゃ酔う酔う酔った酔った。
　午前二時を過ぎる頃、ようやく帰ることに。
　会計で二人とも「現金」の持ち合わせが少ないことが発覚。
　「なんで銭も持たずに呑みに来んねん！」
　「そりゃアンタに言いたい！」
　お互いに醜く罵り合い、店の人を呆れかえらす。
　なんかよぅ判らんけど、カードで支払いをしました。

　　
　製造部長に別れを告げ一時は歩いて帰宅しようと考えたけど、やっぱタクシーを捕まえて午前三時ごろ無事帰宅。
　今夜は財布やスマホを落としたりはしなかったけど、持っていた洋傘が一本行方不明。