【2月20日の「なんか古本屋でこの手の『携帯野郎』を見るとムカムカ腹立つねん」日記】
朝、メールの着信音で目覚める。
メールは登録している某BOOKOFFからの「お知らせ」。
自宅から比較的近くの「生駒店」で本日、朝十時からと午後五時から二時間限定「本雑誌すべて50%OFFセール」を行うという内容。
いきなりバタバタと起き出して、トイレに走り歯を磨き服を着替えて愛車V-MAXの心臓に火を入れた。
現地に着いたのは午前十時を十分ほど過ぎた頃。もう駐車場は満杯で表の道路まで車が溢れ出していた。
みんなよく知ってるんだねぇ。
当然 店内は芋の子を洗うが如き混乱状態。
しまった、出遅れたか。
どけ! 邪魔だっ! この「糞せどり気取り野郎」のド素人が!
携帯ネットでISBN確認しなけりゃ「本の価値」が判らない奴はひっこんでおけ!
「古本ハンター」するんやったら、そんなもん事前に頭の中にインプットされていて当然やないか!
っちゅうワケで、
☆日曜半額ハンター
・『ひまわり伝っ!』 [原作]GoDo [作画]TAGRO
・『ピースメーカー④⑤』 皆川亮二
・『青空にとおく酒浸り③』 安永航一郎
・『玲瓏館健在なりや①』 冨 明仁
・『シアワセ少女』 たけのこ星人
・『恥辱の迷宮』 MON-MON
・『イカル』 [原作]メビウス [漫画]谷口ジロー
こんだけ買って1000円ちょっと…(105円の古本も半額だよ)
『せどり』
「せどり(「競取り(糶取り)」、または「背取り」)とは、『同業者の中間に立って品物を取り次ぎ、その手数料を取ること。また、それを業とする人(三省堂 大辞林より)』を指すが、一般的には古本用語を元にした「掘り出し物を転売して利ざやを稼ぐ」商行為を指す言葉。
かつては、主に古書売買の業者らによって行われてきたが、BOOKOFFをはじめとする大規模古書店の急速な発達と、ネットオークションやamazonなど、個人でも利用できる広範な販売経路が確立されたこと、さらにはネット利用のできる携帯電話の普及によって、業者以外の個人の参入も増えており、雑誌等でも紹介されることが多くなっている。
現在主流となっているのは、携帯電話を利用した古書せどりである。古書店の、100円販売本コーナーなどに行き、そこで携帯電話から専用の検索サイトへアクセスし、書籍コードを入力して、中古相場や人気などをチェックし、高値がつきそうなものを仕入れるという方法である。これにより、いわゆる「目利き」のできない一般人でも、高値のつく書籍のみを購入することができ、在庫の不良化を最低限にすることが可能になり、新規参入を容易にしている。
せどり売買に熟達した学生が法人化した会社を興したり、サラリーマンが副業として行ったり、主婦や定年退職者が余暇を利用して行ったりすることもあり、「内職」「アルバイト」としての人気が近年非常に高くなっている。古物商の営業許可を取得し、税務署に開業届を出して、これを専業にする人も増えている。
せどりは、その手軽さや敷居の低さのみが話題となっているが、一方で、定期的な収入を得るには、数百冊から一千冊の在庫を持つ必要があること、一冊ごとの梱包、発送や、不着の場合のクレーム対応の煩雑さ、また、販売経路であるオークションやamazon側の、規約変更や撤退で容易に事業継続が困難に陥る可能性がある、などのデメリットも指摘されておりそれらを知らぬまま、十分な準備なしに参入を試みて、撤退していくものも多くなっている。
(Wikipedia参照)
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