襦袢

【1月14日の「広末涼子の大きなフィギュアよりも大きい」日記】
　昨日の日記で「バクダン」と称し、否が応でも皆様のご期待を盛り上げたネタをご紹介します。
　押井守監督作品映画「イノセンス」より
　『ロクスソルス社製ガイノイド・ハダリ(type2052)』 

　アニメ映画「イノセンス」は、私が心が疲れた際に必ず観るＤＶＤの内の一つ(もう一つは「ﾌﾞﾗｯｸﾎｰｸﾀﾞｳﾝ」ﾏｼﾞで)。
　このフィギュアはＤＶＤの「特別限定版コレクターズＢＯＸ(定価52,290円！)」に付属した「特典」。
　徳島市内の某中古専門店にて単品で発見。
　そこのガラスショーケースの前で
　「や、ヤバい！　
　　　目を合わせたら買うてしまう！」
　一瞬で目を逸らしたものの、その時見てしまったのが価格札。
　4,000円也。
　嗚呼、次に気付いた時は販売員さんをコッチコッチと手招きしてましたよ。

　彼女は映画内でオープニングで登場した「ガイノイド」であり、作品内で重要なキーパーソンでもある。
　物語後半では「〇〇〇子」が〇〇し、〇〇を〇〇する(書いてる本人もよく意味が分からん)。

                          

　「ガイノイド」の「ガイノ(gyno)」は”雌”という意味だそうだ。　対する”アンドロイド”のアンドロ（andro)とは、もともと”雄”を示す言葉なので、アンドロイドというのは本来は男性型の「自動人形」をさす言葉となる。
　この４０㎝のフィギュアは、アニメの作画の人に「球体関節人形」の構造を知ってもらうために竹谷隆之氏が作ったモデルが原型。　人形作家「吉田良一（現在は吉田良）」氏の80年代の作品をモデルにしているといわれている。
　「球体関節人形」なので各部は可動するが、一般的に市販されている「関節人形(ｽｰﾊﾟｰﾄﾞﾙﾌｨｰ等)」よりも可動範囲が狭いと云われている。
　　(彼女の赤襦袢を脱がしてまでマジマジと観察する度胸が無い…)

　首の後ろにもちゃんと「コンセント」のモールドが有ります。
　非常に出来のいいフィギュアですが、ちょっと怖い。
　飾っていても夜中に動き出しそうです。

 

　　　http://www.youtube.com/watch?v=cXGBqe7qHcA&feature=related