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【9月23日の「『米子映画事変』第一日目」日記】
 昨夜は遠足前の小学生のようにワクワクして寝付けなかったけど、朝五時に起床。
 ロングツーリングに備え、愛車V-MAXの冷却水やタイヤ空気圧を補充して「鳥取」へGO!

 交通費を浮かす為、無料の「鳥取道」を利用。 一旦「鳥取市」に出て9号線を西へ。
 向かう先は、そう、
 『米子映画事変』

 約四時間掛けて「米子市」到着。
 米子駅前の一泊3500円のビジネスホテルに無理を言って、単車を停め荷物を預かってもらった。
 同行予定の☆や「ヲヤジさん一家」との合流時間にまだ間があるので、とりあえず一人で会場を散策。 先ずは「ヨナゴフィルムズ」でパンフレットを購入。
 あれ?何処かで見覚えのある少女が物販をしてはるぞ? 試しに「お父さん、居てはる?」と尋ねてみると、「パパァー!」だって。
 すると奥から「なんやぁー?」って出て来られたのが近大SF研先輩、映画『ネギマン』プロデューサーであるGAINAX統括本部長そのヒトでした。
 何故か大きな『米子映画事変』の幟を付けた「セグウェイ」で会場内を走り廻る先輩にご挨拶した後、パンフレットを手にメインステージの「開会式」を観たり各所を散策。4de0d109.JPG 

 ☆たちと合流したのは『ウルトラQ西へ』会場。 赤井考美監督が司会で、ゲストに二ヶ月ぶりの御無沙汰でした『桜井浩子』様!
5706a35f.JPG これが興奮せずに居らりょうか?
 上映作品は『地底超特急西へ』カラー版。
 しかし「人口生命体『M1号』」が出る度に、☆が「さ、澤ほま…」とクスクス笑うのは如何なものでしょう?

 引き続き同会場ににてお待ちかね「特撮大巨編『ネギマン』トーク&上映会」。
 ゲストは主演女優可愛い可愛い『井次麻友』ちゃんと、ネギマンスーツ制作『三枝徹』氏と自衛隊員戦車長約「北野誠」氏。ac80ad85.JPG
 遂に完成した「第二話」を含め、「第一~二話」同時初公開!
 気になるのは「エキストラ参加」した「第二話」の画面に私が写っているかどうか?だ。
 おぉぅ!?
 私の撮影前日に参加した「後輩」二人はバッチリ顔も写ってるやん!
 さて、いよいよ私の「避難民」役として登場(する筈の)シーン。
 出ました!!
 画面を堂々と横切る私の勇姿(繰り返しますが「避難民役」)。
 なんと、首から上の顔が画面より完全に見切れてカットされてはいるが、それでもあの「デカ腹」だけで私だと簡単に判断できるのは何故か?
 シクシクシク…
 哀愁の涙に暮れながら、やってきました次の企画!
 会場を移して、これまた待ってましたの『DAICON FILM上映会』
 詳しくは割愛するが『DAICON FILM(ダイコンフィルム)』は1981年から1985年にかけて活動したアニメ・特撮を中心とする自主映画の制作集団。アニメ制作会社「ガイナックス」の母体ともなった。
 学生時代から少なからず「御縁」のある『DAICON FILM』を語らずにして、一体ナニを語ろうというのか?
 司会進行を「アニメ会」という四人組の若手芸人が務め、「赤井監督」「山賀博之(現GAINAX社長)」のお二人がゲスト。
 『DAICONⅢ OPENING ANIMATION』から始まり『怪傑のーてんき(主演:武田康廣)』『帰ってきたウルトラマン(庵野版) マットアロー1号発進命令』『DAICON IV OPENING ANIMATION』『八岐之大蛇の逆襲(ダイジェスト)』などの珠玉の名作が次々上映され、その「制作秘話」もどんどん暴露される夢の時間のような楽しさ♪
 『DAICONⅢアニメ』観るだけで涙が出ちゃう。 だって「オッサン」なんだもの♪

 

youtube.com/watch?v=6xLAVWf-N3c
  ↑を三十年前に学生だけで造ったんだぜ…

 ところが司会の若手芸人のギコチナサはさて置き、我々の後ろの席の客がいわゆる「痛ヲタ」。
 わざとらしい大声での嬌声と笑い声にはウンザリ。
 振り向いてシバいたろか?と思っていたら、☆も同じことを考えていたそうだ。
 「ヲヤジさん一家」の二人の少年に「あんなヲタにだけは絶対なったらアカン!」とマジで忠告する。

 「ヲヤジ一家」と別れて、☆と「寝る前にちょっと一杯だけ」と米子駅近くの大衆居酒屋に。
 午後十一時半に店に入って「午前零時閉店なんですけど…」という店側に対し「すぐ出るから大丈夫大丈夫」と言い放つ。
 「まずはナニにしましょうかね?」と☆。
 「焼いた秋刀魚が食べたいよぅ」
 「ぢゃボクは『秋刀魚の刺身』にします」
 しばらくして店の人が来て、「大変申し訳ありませんが本日、秋刀魚が残り一尾となりまして『焼秋刀魚』か『秋刀魚刺身』のどちらかしかご用意できないんですが…」
 「ほなら、その秋刀魚を三枚におろして片方をさしみにして、もう片方を焼いて」
 「そんな無茶な…」
 ☆との話し合いの上、今回は先輩の私を立てて「焼き秋刀魚」を頂くことに。
 その反動か、☆が食べ物を頼む頼む。
 もう十二時二分前に於いて、卓上はお皿で一杯。 それを平らげる為に生ビールの空ジョッキも一杯一杯♪
 楽しい夜でした。

 ああ、書くことが多すぎてなかなか進まないぞ。
 次回、『米子映画事変二日目の巻』

 


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