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From .05.MAY.2009
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【8月17日の「ホントは今日は《SUNDAY GUN-SMITH》をお送りする予定でしたが、思わぬ災害に見舞われまして…」日記】
 朝、昨日の日記を更新していると携帯電話が鳴り響いた。
 「あ、オレオレ。いま大阪。昼飯喰いに出て来れへん?」
 もう「オレオレ詐欺」の方が百倍マシな「ブラックメール」級の脅迫電話。
 声の主のコトは如何にして忘れられようか?三十年以来の腐れ縁。K大漫研中途半端OB『まんち○ん』そのヒトであった。

 ところで何故、彼が中途半端OBかと云うと彼は就職に際し「学○詐称」を堂々と行い、しかも云うに事欠いて「大阪大学卒業」とのたまっているからである。 K大原子○炉学科のクセに、それさえも卒業したかどうかアヤフヤなクセに…である。
 現在は関東在住だが、毎年このお盆のシーズンになると帰省というか帰西というか来阪してくる、タチの悪い台風級の災いだった。 しかも私「直撃」かよ?
 でも言う事聞かないと「ジャイアン級」のイヤガラセとか悪口を陰で云われる恐れがある。
 「行きます行きます。行かせて貰いますがな…」と嗚咽を堪えて返答するのがやっとだった。
 「待ち合わせ場所な、三十年前にMARUさんが酔っ払って脚の骨を折った『虹のまち』の噴水の処な♪」
 いちいち嫌な事を思い出さす奴である。 それに今は『虹のまち』ってあんまり呼ばへんねん。『なんばウォーク』ちゅうんぢゃヴォケェ。
 
 急いで服を着て電車に飛び乗った。
 少し早く着き過ぎたので『なんばウォーク…やっぱ『虹のまち』っちゅう呼び方の方がシックリしますな、そこをブラブラしようかと思った途端、彼の巨体が目に入った。
 あ、めっかっちった…
 二人合わせて体重『0.2t超重量コンビ』の再復活である。
 さぞや『虹のまち』中の子供たちが持つ『妖怪ウォッチ』が我々に反応して鳴り響いたことであろう。 いや、『妖怪ウォッチ』の正しい使い方ですら(総統万歳)良く知らないんだけどね。
 
 取り敢えずまだ時間は早いので、我々が飯を喰う…っちゅうか昼間っから酒が呑める店が開店する時間まで暇を潰すことにする。
 「あべのハルカスに行った事あるか?」
 「無い無い」ということで割と安易に決定。
 しかしそれには私のドス黒い野望が渦巻いていたとは、愚鈍でツインテールな彼はまだ気が付いていない。
 そう。  そこでは
 「ゴジラ生誕60周年記念/最新作『GODZILLA』公開記念
   G博 ゴジラ大阪に現る」という催しが密かに(?)開催されていたのだ!
               
 「ゴジラ観に行くけ?」

 「行く行く」
  ふ…チョロこい御客様よ。
 
 ハルカスの隣のウィング館というビルの8階「近鉄アート館」という所が会場であった。
 入場料1,000円払って入場券を購入し、入場を果たす。
 最初の方は亜米利加製最新作『GODZILLA』のコーナー。
 「渡辺謙」たち登場人物の衣装などが展示され映画のMAKING動画が流されている。 あ、このMAKING昨夜ネットで探して見つけたヤツと同じや…。
 ちょっとショボこい『マツコDXゴジラ』の人間大フィギュアもあるが、やっぱしブサイ(以下略)。
 
 中央の巨大な「ゴジラ・フィギュア」だけは何故か撮影が許されている。
 当然、Gに成り切って記念撮影パチリ。
         
 

 

 しかし大阪を襲った本物の恐怖とはコレ↓だったのだ!!
      

  (この項、好評なら続く…リトルS水ネタとか法善寺お好み地獄変とか他人の悪口ネタとか)

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【7月02日の「妖怪みたいな『ハゲ』なら何人か知ってるんだけど…」日記】
 本日は「半夏生」。
 「はんげしょう」ってナンでげしょう?
 エロイムエッサイム。 我は求め訴えたり! Wikipedia!!
  我が問いに答えるが良い!
 
 『半夏生(はんげしょう)』は雑節の1つで、半夏(柄杓)という薬草が生える頃。一説に、ハンゲショウ(カタシログサ)という草の葉が名前の通り半分白くなって化粧しているようになる頃とも。
 七十二候の1つ「半夏生」(はんげしょうず)から作られた暦日で、かつては夏至から数えて11日目としていたが、現在では天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日となっている。毎年7月2日頃にあたる。
 農家にとっては大事な節目の日で、この日までに農作業を終え、この日から5日間は休みとする地方もある。この日は天から毒気が降ると言われ、井戸に蓋をして毒気を防いだり、この日に採った野菜は食べてはいけないとされたりした。
 
 実は最近までこの「風習」は知らなかった。
 広島方面に出張に出るようになって、ラジオで山陽地方ではこの日に「蛸」を食べるという。
 そこで今夜はスーパーで「タコ刺身」の小さなパックを買ってきて食べてみた。
 ホントは「タコと胡瓜とワカメの酢の物」が食べたかったんだけど、無かったものは仕方なし。
                
 この「半夏生」の風習は各地で異なっていて面白い。
 三重県の熊野地方や志摩地方の沿岸部などでは、『ハンゲ』という妖怪が徘徊するとされ、この時期に農作業を行うことに対する戒めともなっている。果たして『ハンゲ』って妖怪はどんな姿をしているのでしょう? 髪の毛が無いのかな?
 奈良県の香芝市周辺(大阪府南河内地方でも)では「はげっしょ」と言い、農家では小麦の餅を作り黄粉をつけて食べる。田植えを終えた農民が農作業を無事に終えたことを田の神様に感謝し、お供え物をして共に食したことが由来とされている。
 讃岐の農村ではうどんを食べる習慣があり、1980年に香川県製麺事業協同組合が7月2日を「うどんの日」に制定している。
 
 我が忠実なる後輩下僕「☆」の住む福井県では江戸時代に大野藩藩主がこの時期に農民に「焼き鯖」と大きな金属製の樽に入った生ビールを振舞ったという逸話があり、現在も大野市を中心とした地域では半夏生に冷たいビールと「焼き鯖」を食すという。
 この地方ではこの風習を昔から「ビールサーバ」と呼ぶと聞いている。
【5月04日の「現地で撮られた筈の画像が添付されていない理由は、各自推理するか察してくれぃ…!」日記】
 お昼前に久しぶりに電車に乗り大阪へ。
 鶴橋から環状線で京橋(ハエエトコダッセ♪)に向かい、京阪電車準急に乗り換えて一つ目の停車駅「守口」まで。
 駅前の「京阪百貨店守口店」の七階を目指す。 ちなみに初めての来訪だ。

 目指すは七階催事会場での海洋堂『開業50周年記念祭』」である
 この催しは開業50周年を迎える模型店「海洋堂」創業の地「守口」での歴史の振り返り、食玩からフィギュアまで数々の造形作品と資料で構成。 併せて、宮脇社長・海洋堂所蔵の絶版プラモデルやミリタリー関連の実物など、レアなコレクションが展示されている。
 入場料は無料である。

 会場では我が可愛い後輩にして忠実な下僕、福井県から別の目的で来阪した「☆」と待ち合わせ。 他には同じく後輩の「段目段平」こと「MOMO」にも声を掛けている。
 待ち合わせの時間に☆、MOMO、そしてキャンプ等でお世話になっている「ヲヤヂ一家+α」にも合流。
 この催しの展示に関してはお知り合いのGIGAサンの友人「弾吉さん」が一役買っているという前情報もあり、「ミリタリー展示コーナー」も見逃せますまい。 ショーケースの中には「ベリーレアな逸品」も混じっているそうな。
 すまん! 弾吉さん。 不勉強なばかりに全然判りません! お、教えて…!?
 
 会場内を数回回遊して☆が特価の「アロザウルス」フィギュア(@\1,000)ををお土産として購入後、会場を後にする。
 ヲヤジ氏の「じーくじおん号」に全員で乗り込み、バカ噺をしながら大阪難波に移動。
 次の訪問先は大阪高島屋7階催事場「円谷英二『特撮の軌跡展』」
 先程の「京阪百貨店」もソコソコの人出だったが、高島屋7階も凄まじい混雑。
 流石GWと思いきや、同じ7階では「浅田真央23年の軌跡展」が同時開催されていた。 道理で「特撮臭」の少ない女子供餓鬼共が多いと思ったんだ。
 老若何男女どちらにもアピールできる完璧な「W軌跡催事」、やるなぁ「高島屋」。

 先程の「海洋堂展」は無料だったが、こちらの「円谷英二展」は入場料800円也。
 『ウルトラQ』の実物プロップが眼福。 複数展示されている「モンスタースーツ(着ぐるみ)」はほとんど「再生品」だった(当たり前か?)。
 入場料金分はカッキリ楽しませてもらう。
 
 回覧し終わってミュージアムショップ『特撮百貨店』に全員で乱入。 『軌跡』と冠されたタイトルが被っているけど「浅田真央展」も観たかったんだけどなぁ。
 デニム地の「円谷特撮前掛け」が欲しかったんだけど高くてネ。 その代り全員から「マヂで…!?」と引かるるような逸品を購入」。 テヘペロ
 
 そこで「ヲヤヂ御一行」と別れ、☆とMOMOと三人で晩飯を喰いに…という言い訳で酒を呑みにGO!
 心斎橋ビアホール「ニューミュンヘン南大使館」に繰り出す。
 ところがその店が移転しており、新しい場所(千日前「なんばグランド花月」前)に辿り着くのに一苦労。
 なんとか到着し三座席も確保。
 美味しい「ビアジョッキ(大)」で乾いた喉を潤す。
 美味ぇぇーーっ!
 名物の「鶏の唐揚」などをつまみながらバカ噺の数々で抱腹絶倒。
 MOMOとの「ボケ芸風」が重なり収拾がつかない状況も屡(しばしば)。
 美味しいビールを運んでくれるウェイトレスの姉ちゃんの「アニメ声」に萌える。
 
 両脚のほぼ太腿あたりまで「生ビール」を充填し、浮世の各種ストレスを洗い流すことによって御機嫌。
 ☆とMOMOに別れを告げ……いや、実は絶賛泥酔中だったのでよく憶えていないのだが、無事帰宅
 



 …したかと思いきや、とある冷酷な事実に愕然とする!
   (つづく)
【12月24日の「本当に私は敬虔なクリスチャンなんだってば!」日記】
 「中国地方」方面へ本年最終の納品と御挨拶ツアー。
 各地で納品をしつつ「本年はお世話になりました。来年も宜しくお願いします」っちゅう感じ。
 
 最終は広島地方へ。
 以前(っちゅうても数年前だけど)入店したことのある「オードリー・ヘップバーン」のポスターや切抜きで壁面が飾られ覆われた女将一人でやりくりする「広島風お好み焼屋」で夕食。
 この店の「広島風お好み焼」は「とろろ昆布」が隠し味で加えられており、それがアクセントとなって美味しい。 
 
 真っ暗な夜道を地元のラジオ局に向かって歩く。
 クリスマスイヴの今宵は「ニッポン放送」ほかNRN系のAMラジオ局11局で同時に開催(放送)されている『ラジオ・チャリティー・ミュージックソン』の中国地域のキー局であり、現在の時刻では本社ビル の一階フロアにて「LIVE公開生放送」を行っているのを道中のラジオ放送で知ったのだ。

 ラジオ局の入り口で幾ばくかの「募金」をし、すぐ目の前の「特設ステージ」に向かう。
 あまり広くないフロアにステージが組まれ、折り畳み椅子が約50席。 その他は立ち見。
 約80人くらいの老若男女が集まっている。
 午後七時頃から運良く空いた一番前の「カブリツキ席」が確保することができ着席。 お隣は老夫婦。
 奈良出身の「道盛浩アナウンサー」と「藤田弘之」氏のMCで、地元のローカルアイドル『フレンチトースト』のLIVEから観始める。
 彼女達は日頃は広島東洋カープ公認グッズの販売員を行いながら、イベント等では広島のローカルアイドルとして活動している。
 私の横に座っておられた「老夫婦」は髪の長い方の娘さんの「お祖父ちゃんお祖母ちゃん」だった!
 お祖父ちゃん一所懸命「孫娘」達の写真を撮っておられました。
 ちなみに彼女達のオリジナルデビュー曲のタイトルは『恋の路面電車』! 「鉄」のヒトはググるが良い!
            
 やがてMCが有名アナウンサー「横山雄二」氏にバトンタッチ。 彼は今回のメイン司会者でもある。
 ステージは「渕上里奈」嬢の登場。
 彼女は、広島市を中心に活動する歌手、シンガーソングライター。広島を中心に活動するアイドルユニット「MMJ」のサブリーダーでもある。
        
 たかが「地方アイドル」という冷やかし的な思いで彼女のステージを観たのだが、のびやかで耳触りの良い声と豊かな声量に腰を抜かす。
 よくあんな細っこい身体で、迫力ある歌声が出せるものだ。 感動した。 ちょっと泣きそうになった。
 色白の美人だし、これからの「注目株№1」としておこう。
 
 引き続き『ヒッピー』という名の初めて観るミュージシャン。
 コロコロ太ったヒゲ面のオッサンなんだけど、このステージが面白い楽しい♪
 目から鱗が落ちた。
 素晴らしいエンタティナーで、またもや吃驚する。 めっさ楽しかったゼィ。
 この『ヒッピー』と『渕上里奈』は「横山雄二」が監督し来春に放送されるTV映画『浮気なストリッパー』にも出演されるとのこと。
             
 その「横山雄二」がロックバンド「LORAN」のヴォーカル「YASS」と組んだ『ヨコヤマとヤスシ』のステージ(YASSのソロボーカルだけで時間が無くなっちゃったけど)を最後に観て、ラジオ局を後にする。
 なんか楽しい有意義な「くりすますイヴ」が過ごせて良かったゼ♪
 いやぁ、LIVEは素晴らしい♪
【11月30日の「冬場のロングツーリングで『レオ』の最後に想いを寄せた」日記】
 ちょっと足を延ばして広島県福山市「広島県立歴史博物館」へ行って参りました。
 会場は「JR福山駅」の真ん前だから交通の便はイイネ♪
 特別展『手塚治虫×石ノ森章太郎 マンガのちから
                       

  http://www.manabi.pref.hiroshima.lg.jp/rekishih/2015specialex_top.htm
 
 入館料1000円を支払い入場すると最初のコーナー、両者の小学生時代の肉筆(落書き)展示。
 まさに「栴檀は双葉より芳し」。
 やがて日本漫画界の黎明期。
 手塚治虫『新寶島』(1947)の原本展示。
 40万部を超える当時の大ヒットベストセラーにも関わらず、現存する原本は希少でダイヤモンド並みの価格で取引されている。
 漫画界の「秘宝」ともいえるこの本の所有者こそ、かの「松本零士」御大センセぢゃあーりませんか。
 御大の強引な「漫画蒐集癖」は一時、関東の古書界隈でよく話題(ネタ)になっていたなぁ。
 『ロストワールド』などの名作の原稿も展示されているが、横に置かれている掲載単行本が最近の「手塚治虫漫画全集」なのは少し興醒め。 せめて当時の掲載誌でも用意して欲しかった処。
 
 伝説の「トキワ荘」の外装と一部の部屋の再現度に吃驚。 また手塚の部屋の狭さに更に驚く。
 その部屋で描かれた『ジャングル大帝』最終回の直筆原稿に接し、涙腺崩壊寸前。
 このシーンは「トキワ荘時代」に藤子不二雄Ⓐが手塚のアシスタントをした原稿で知られている。
 「このシーンを描いている時、手塚がチャイコフスキーの『悲愴』をレコードで流し藤子不二雄Ⓐは涙が後から流れて止まらなかった」
 というキャプションを読んでしまい、ついハラハラと落涙してしまった。
        
 石ノ森『龍神沼』カラー表紙など伝説の生原稿に触れられて、まさに至福の瞬間。
 また『サイボーグ009』の最終回(ジョー!きみはどこにおちたい?)や『人造人間キカイダー』のラストで嗚咽する。 立ち去りがたし。
 手塚『やけっぱちのマリア』の原稿を視る機会に恵まれるとは!
                     
 後ろ髪引かるる想いで副展示会場へ。
 こちらは現代作家によるオマージュ作品集。
 最初の原稿展示が「羽海野チカ」なのがあざとくも嬉しい。
 島本和彦「TV版「鉄腕アトム」第193話『地球最大の冒険』より」というオマージュ作品にまで泣かされるとは思わなんだわ。
 「松本御大」「水木しげる」両氏の寄贈原稿に唖然としたりもしました。
 
 図録を購入し(2300円するけど無茶苦茶丁寧な造りの良書)会場のエントランスへ出ると、『ももクロ009』がお迎えしてくれました。
 
 後で知ったのだけど『マンガのちから』展、来年の1月15日~3月10日「大阪歴史博物館」で巡回するんだって…。シクシクシク
 また観に行こうっと♪


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1959/08/18
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