投票

　【4月10日の「俺ぁ「70年安保」の時に厳つい機動隊員のジュラルミンの盾に四方を囲まれ、ボコボコに警棒で殴られた悪夢が脳裏に蘇えったゼ…(ｳｿ)」日記】
　歳は幾つだよ？
　
　たっぷり惰眠を貪った後、遅い朝食を摂り愛車V-MAXのエンズィンに火を点れる。
　娘息子の卒業した地元の小学校へ「統一地方選」の投票に。
　政治や政局に文句(ﾌﾞｩ)タレようと欲するならば、先ず一選挙民としての義務(と権利の行使)を果たさなくっちゃね。
　ところが今回の選挙は、あれほどの大惨事直後にしては「東京都知事選」以外の地方での盛り上がりの乏しきこと甚だしい。
　それこそ「こんな時だから」重要な『選択』となるべき筈なのだが。

　ド派手な爆音で好奇の目に晒されながら小学校の体育館着。
　いつもの選挙なら「投票ハガキ」なのに、今回は「封筒入り投票用紙(引換券?)」なのネ。

　しかし何時も思うコトだけど、あの「投票用紙記入机」の『間仕切り』って狭くないっスかぁ？
　私の体型にかなりの問題が有るのは認めざるを得ないのを敢えて否定こそはしませんけど、あまりに狭いよ狭いよ暗いよ怖いよ(実際には暗くも怖くもありませんが)狭すぎです。
　もう両肩を狭めてｷﾞｭｩｯとしつつ身体とアソコを縮めて丸めて無理矢理「投票記入記入スペース(正式には何ていうんでしょうね？「投票ブース」？)」に押し込みます。
　次に鉛筆を手に取り、いざ書こうと思ってももう両肘が左右のジュラルミン製の間仕切りに自由を遮られちゃって、思うように投票用紙の文字を書き込めないというのが 哀しいけど現実なのよネ、これ。
　しかもその間に字でも間違っちゃったら恥ずかしいし候補の先生後の処理の「選管のヒト」たちに非常に申し訳ないやらで、狭いスペース目の前の「立候補者氏名一覧」 を見て確認しなきゃいけないでしょ？
　首と視線を常に手元と斜め上に往復させる必要が生じるわけです。　もうその行為で身体が揺れると同時に、安っぽい「スペース」がガタガタと振動しちゃう。
　隣のスペースで投票記入していた若いお母さんは身の危険を感じ我が「乳飲み子」をギュッと抱きしめ身を竦ませるし、「選挙監視員」は揺れるスペースを見て何者かが 「如何わしい一人行為」に耽っているのではないかと邪推され「お、ナニ？」っとばかりにティッシュの箱を手に覗きこんでくる始末ですよ？旦那。
　

　で、無事「投票」を済ませてきました。
　当然、ココは『篠田麻里子』に一票！
　知事には『マック石原』さんでんがな(都民ぢゃないけど)。


　開票後早々に「都知事選」にて「当選確定」が報道される。
　もう目の前が真っ暗に…。
　しかし嘆いてばかりはいられない。
　　闘いはまだ始まったばかりなのだ。