文明

　【4月11日の「二律背反」日記】
　昨日の「都知事選結果」の影響を受け、日記にはなんとか勢いのいいコトを書いたものの「目が点」の状態で「四国出張」に出発。
　移動の間の運転中、つらつら考えたものの立候補した「居酒屋親父」の敗戦の弁が物語るように、今回の選挙における「震災の影響」はかなり大きかった。
　まぁその「震災直後」の『天罰発言』が、私にとって以前からの例の「青少年条例」で燻る心に『反糞都知事』という油を注ぎ大炎上となる結果になったワケだけど。

　さらに考える。
　今回の震災で津波にきれいさっぱり洗い流された市街地の惨状を見て「自然保護主義」の方々を何を思われるのであろう。
　それでも「自然との共存」などという甘ったるい妄想を撒き散らすのであろうか？
　「自然」こそが「人類の敵」である。
　「文明」はそもそも「人類」の「死にたくない。生き残りたい」という強い欲求から進歩したものだ。　やがてそれは「飢えたくない」「暑さ寒さをしのぎたい」などというように「文明」の進歩を促し、「自然」さえも支配できる地点に辿り着こうと欲しているのだ。
　それでも「自然って素晴らしい♪」とか抜かす輩は、素っ裸でアラスカの永久凍土の上にでも放り出してやれば宜しい。


　国道32号線で高知県に向かって南下。
　大歩危小歩危の吉野川峡谷沿いを車の窓を開け放して走るため、運転席に散った桜の花びらがチラホラと風に運ばれて入ってくる、
　ああ、やっぱり
　　「自然っていいよね♪」