【7月08日の「二週間もオマエを放っておいて御免よぅ(泣)」日記】
岡山県倉敷市から岡山市内を徘徊して、再び兵庫県芦屋市に至る。
しかし「芦屋市●所」の地下駐車場を設計した奴は阿呆だ。 入車と出車が料金所前でクロスして危なくて仕方がないゾ。
午後七時前に帰社。
提出書類を放り出し立替分出張旅費を清算すると、こんな処にゃ長居は無用とばかりトットとオサラバさ。
社内屋根付駐車場に待つ愛車V-MAXの傍らに。
二週間ぶりにメインキーを差し込みエンジン点火の儀式をアレコレしている内に、クラッチレバーの異常に気が付いた。
スカスカなのである。 悪い記憶が蘇える。
二年に一度くらいの割合で発症する「謎のクラッチフルード(オイル)漏れ」。
いや、車体の下の地面などにボトボト漏れていたら阿呆にでも気が付くんだけど、それらの症状は一切なく突然「クラッチフルード」が抜けてしまうのだ。
そうなると当然「クラッチ」が切れなくなり走行不能に陥る。
無理にエンジンを掛け走行するとクラッチを切っても、停止後でも車体が勝手にズンズン前進しようとして大変に危険である。
これは困った…
単車に詳しい「トリトソ氏」の退社を、これほど心の底から呪ったことは無い!
取り敢えず行きつけの中学同級生が経営する「単車屋」に電話する。
生憎なことに彼は緊急の仕事で外出中。
連絡を待とうかとも考えたのだけど何時になるや判らないし、仕方なく会社より数百メートル離れた比較的大きな「単車屋」に駆け込むことにする。
この店(CRMWム●イ)何故か地元の一部の単車海苔に評判が悪い。
私自身は特に不利益を蒙った記憶はないのだが、以前乗っていた四輪「BMW 318i」を手放すときにBMW正式ディーラーに査定に持ち込んだところ●万円だった買取価格が、知らん顔をして「ム●イ(ここは中古外車四輪も扱っている)」二も持って来たら●十万円で買い取ってくれた。
顔をそらして邪悪な笑みを浮かべ当然この店で売っ払ったのだが、それ以来足を向けにくい。
まぁそんなことも言っておられる場合ではないので、会社から愛車V-MAXを手押ししながら店に向かうことにした。
文字にすると簡単だが、なにせ車体重量300㎏超のデカブツである。 オマケに不調で「常時半クラッチ状態」で更に重い。
最初はシシーバー(背もたれ)にヘルメットだけを掛けておいたのだが、やがてその上に背広を脱ぎネクタイで背広が落ちないようにグルグル巻きにする始末。
汗が滝のように流れる(このフレーズは以前に日本で新発売された「ハスボロ社製GIジョー」のカタログに書いてあった文面を、当時幼い私が読んで気に入ったモノである←超余談)。
道は狭いし踏切はあるし、ヒィヒィ言いながら泣きそうになった。
幸いなことに店は開いており、この時間からの修理も快く受けて貰えた。
助かった…店の兄やんが仏様に見えるよ。
「まだ乗りはる気ですのん。この(ボロボロ)V-MAXに?」
少しムッとする。
オレ様の愛車が「ボロMAX」なら、48様のV-MAX見たら腰を抜かしてババちびるゾ!……ウソデス
クラッチホースのエア抜きして、オイルフルードを補充。 原因はやはり不明。
〆て修理代2000円也。
午後八時半には愛車に跨って無事に帰宅することが出来ました。
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