苦言

【8月15日の「私は『終戦の日』に敢えてこう考えました」日記】
　NPO法人『日本禁煙学会』は8月12日、現在公開中のスタジオジブリ最新作『風立ちぬ』におけるタバコの描写について“苦言”を呈し、公式サイトに要望文を掲載した。
　また作曲家の「すぎやまこういち」氏が代表を務める『喫煙文化研究会』は8月15日、『日本禁煙学会』が発表した『風立ちぬ』喫煙シーンへの苦言について、“反論”するコメントを発表している。
　
　こういう一悶着は「対岸の火事」として受け止める限り(煙だけに)我々ヤジウマには大変面白いものだが、こういう問題は映画等「表現上」しばしば起こっていること知らなければならない。
　
　よく俎上に載せられ問題となるのは『性』に関わる表現だろう。
　これは『四畳半襖の下張事件』や『愛のコリーダ裁判』などが記憶に新しい。
　このような『性』に関する表現等へ、毎回クレームをつける団体が存在するのを御存知だろうか？
　
　『日本生活向上委員会』
　
　略して
　『せいこうい』
　　と呼ばれる団体である。
　
　また、それとは別団体で
　『日本性生活向上委員会』という集団も存在するが
　　それらは上記団体と区別する為に
　　『せいじょうい』
　　　と称されていることはあまり知られてはいないのである。