豪祭

【1月16日の「旧版の絵本『三丁目が戦争です』が業界で高騰していたのは知っていたけど…」日記】
　昼休みに某BOOKOFF参り。
　イラスト画集コーナーに見慣れない書籍多数発見。
　『風忍イラスト集』　　
　え？　ナニコレ？

　私の好きな漫画家の一人である『風 忍(かぜ しのぶ)』は、高校卒業後、ダイナミックプロに入社。「永井豪」のアシスタントを経て、1971年(昭和46年)に『別冊少年マガジン』(講談社)からデビュー。1970年代には講談社を中心に活動し、代表作としては『地上最強の男 竜』(1977年)が知られている。
　「マンダラ」などを基調とした特異な画風が特徴的である。
　ちなみに代表作の一つ『超高速の香織』の原作者は我がK大漫研の根幹を為すK大ＳＦ研の大先輩が原作を書かれておられた。
　
　その敬愛する『風忍』のイラスト集を初めて手に取って驚いたのである。
　同じ棚を探索してみると
　・電話帳のように分厚い「永井豪『デビルマン』全一巻」
　・永井豪＋石川賢『スーパーロボット列伝』
　・原作/筒井康隆　画/永井豪　絵本『三丁目が戦争です』
　　などが並んでいた。
　『永井豪/ダイナミックプロ祭』かよ？？

　後に調べてみると、これは「ダイナミックプロ創立３０周年」を記念して作られた豪華ボックスセット『ダイナミックボックス』をバラして販売していたことが判明。
　「ボックス」には他に「キューティハニー」のフィギュアなども付属していたらしい(このフィギュアの評判は芳しくない)。
　　　　　　　　　
　『風忍イラスト集』(中古価格500円)
　電話帳ほど分厚い『デビルマン』(同1500円)の二冊を購入。
　『三丁目が戦争です』(1500円)は散々「買うたやめた音頭」を踊った挙句、奥付を確認し「復刻版」と気づき購入を諦めた。
　
　しかしBOOKOFFはナニを基準に「中古販売価格」を決めたんだろうねぇ？