【1月14日の「『リアン』って何???」日記】
本日は「ビッグイベント」の日。
長女の『成人式』である。
娘とは先日、とある事案により「絶縁喧嘩中」。
それ以来必要最低限しか口をきいていない。小学生の喧嘩か?
あいかし今日だけはそうもいかない。
暫し「休戦」である。
朝起きると天気予報通り、けっこう強い「雨」。
やっぱりか。残念…っちゅうか「和服」が濡れるのが脅威。
午前六時半、母親方のお祖父ちゃんとお祖母ちゃんが車で到着。
レンタカーを借りるという策も有ったのだけど、これはこれで「爺ちゃん婆ちゃん孝行」。
私の実母と娘が車に乗せてもらい、近所の「結婚式場」へ。
ここで「着付」「メイク」と「写真撮影」。
車に乗りきれなかった私は、雨の中徒歩で向かった。
我が娘の着付の予約時間は午前七時。
既に予約順番待ち、もしくは着付作業待ちの御家族が各テーブルでお待ちになっている。
まずは「ヘアメイク」から。
この手順ともなれば男陣は「手荷物運び人足」の業務から解放され、手持無沙汰暇々で居場所がない。
っちゅうてもこの世界(現場)、圧倒的に「女衆」が多く「男(お父さん)衆」は肩身が狭い狭い。
ここで興味深いのが、各娘さんが「着付」を終えロビーに出てきた瞬間の全「女衆」の視線!
オール「審査員」かっちゅうほどの鋭い眼光が集中する。
ビビっちゃうよ、マジで。
服装はいつもの格好で、頭だけ「盛り髪」で出てきた娘を見て吹いた。
どうせ目立つんだったら造形師のお知り合いに発泡スチロールかなんかで、全長2mくらいはある『東京スカイツリー盛り』でも造って貰えば良かった。
その後、本格的和服の「着付」の後、「メイク室」へ。 当然「男衆」の知らない世界。
晴れ着である「和服」は私の母親方の姉妹が結束力を持ち、毎回「女イベント」の度に「振袖」やら衣裳を持ち回りで貸し借りしている。
お蔭で「和服レンタル料」が浮いたっていう算段だ。
娘を待っている間、数々の興味深い現象に遭遇した。
女ばっかりの新成人「着付の儀式」開場の現れたのは、チャらい雄餓鬼ども四人連れ。
ド頭の悪さと○○の悪さが外観に漏れなく見事に露呈したタイプw。
期待に違えることなく、暫くして変な色した「羽織袴」で登場して、大いに私を笑わせてくれる。
お前ら『新選組リアン』か?
何処に霧散したかと思へば、この地に居ったんかぁ!?
さては今から「太秦映画村」か「奈良ファミリー特設会場」での営業イベントぁぁっ!?
若き御夫婦が来場される。
お父ちゃんは金髪ガテン系。
お母ちゃんはまだ生まれて間もないと思われる「赤子」を抱いておられる。
どうやらその「お母ちゃん」の成人式着付に来られたらしい。
お母ちゃんが着付などをしている間、若い金髪のお父ちゃんが赤子を抱いてあやしている。
なんか目頭が熱くなっちゃった。
抱かれてスヤスヤ眠る赤子に、幸多かれと祈らずには居られない。
娘の着付が終了した。
彼女が着付室から出てくると、やはり待合室の女衆の視線が集まる。
「むふふ。勝ったね…」と親馬鹿は思ふ。
たぶん、その場の「親族関係者」は一人残らずそう思っただろうなぁ。
「やっぱ、我が娘(孫娘)が一番♪」って。
それからは二階の「写真スタジオ」で記念撮影。
これも全然安くないのよね。
空き時間は私も含め親族一同の撮影大会。
私はその「撮影風景」を撮るのが楽しかった、
奈良市の「成人式」は午前十一時開始。
義祖父ちゃんに娘の送迎を頼んで、私の役どころは終了。
つ、疲れた。
娘を車に乗せる為に外に出ると、雨は霙交じりとなっていた。
娘から「今から帰る」と連絡が有ったのは、雨も霙も止みかけた夕方ごろだったでごんんす。
さて「福沢諭吉さんブロマイド」が羽が生えたように飛んで行っちゃったので、明日から親父の「ガラクタぽんこつ趣味」は自粛しなくっちゃ♪
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