【01月13日の「お久しぶり《SUNDAY GUN-SMITH》日記】
某日某所某中古店のミリタリーコーナー・ショーケース内で見慣れない「光学照準器(スコープ)」を見つける。
取付金具の形状から「AK系」用の狙撃スコープだと当りを付けた。
店員さんにケースから出してもらって実物を手に取る。
彼に一応訊いてみた。
「これ、AK用?」
「よく判りません」
ミリタリー系中古コーナーの店員が「ボンクラ」な時はセブンイレブンいい気分♪
中古価格は5K円。
安くはないがこれも何かの「縁」でっしゃろ? 買っちゃった。
ネットで検索してみるとソ連で開発されたセミオート狙撃銃『SVD ドラグノフ』専用照準器『PSO-1』のレプリカだと判明。
夜間などでは照準線をバッテリーで点灯させ、赤く照準を浮かび上がらせる。
それにしても「配線」なんかが剥き出しで、「ノリンコ製」などの本物もこーいった感じなのかねぇ?
其れより問題なのは『ドラグノフ』を持ってないんだよ…。
ソビエト連邦では、第二次世界大戦時にモシン・ナガンM1891/30を使用した市街戦における狙撃手の有効性が確認されたため、1950年代、ソビエト軍指導層は小隊規模での選抜射手と対応するセミオート狙撃銃が必要であると考え、後継機種を兼ねた選抜射手専用ライフルの採用デザインコンテストが行なわれた。
その中で採用の栄誉を勝ち取ったのが、エフゲニー・F・ドラグノフ開発の「SVD-137」であり1963年に制式採用された。
西側のセミオート狙撃銃と比較して細身で、軽量化や運搬性向上のため銃床は中央部に大きな穴を空けたスケルトン・ストック型の直銃床が特徴的である。銃床上部にはスコープを使用した際の照準を容易にするため、着脱式のチークピース(頬あて)を装着できる。作動方式はガス圧利用方式である。
長期的な酷使を前提としてAK-47を参考に作られたため、部品数は少なく、頑丈で信頼性が高い。しかし、AK-47とはガスチューブの形状などが異なり、部品に互換性はない。
弾丸は、モシン・ナガンM1891/30やカラシニコフ汎用機関銃と共通の7.62mm×54R(Rは「Rimmed(リムド)」もしくは「Russian(ロシアン/ラシアン)」の略)を使用する。
公称上の最大有効射程は800m程度とされるが、遠距離の精密狙撃能力よりも、市街(100mから400m)での速射性を優先した造りとなっている。アメリカ軍がベトナム戦争頃から使用しているM24対人狙撃銃(レミントンM700の軍用版)などの狙撃銃は、スコープの使用が前提で金属製照準器が省略されている(アイアンサイト取り付けのベースが有るため装着は可能)が、ドラグノフには1,200m程度まで対応可能な照準器が備えられており、近距離での照準や光学照準器が破損した場合に使用される。こうした特徴から、ドラグノフは選抜射手が用いるマークスマン・ライフルに近い性質も持つ。光学照準器(PSO-1)も付属し、サイドレール・ブラケットへ容易に取り外しできる。ロシア軍では、AK系の有効射程の短さと、連射時の命中精度の低さを補う目的で分隊ごとに1丁のドラグノフが配備され、それぞれの有効戦闘距離を、AK系は300m、SVDは600mと想定している。
そこで某シューティングBARを経営される某先輩に連絡を取った。
「余ってるSVDが有ったら、一挺ちょうだい♪」
当然 返信は「なしのつぶて」。(っちゅうか厚かましいにも程がある)
仕方がないので自分で段取りしなくては。
『ドラグノフ』の玩具銃には数種類ある。
大きく分けて「エアガン」「ガスガン」「電動ガン」の三種類。
「エアガン」は「スプリングコッキング」システムで、安くて命中精度に期待が出来る。
「ガスガン」は「ブローバック方式」でリアルだが、少し高価い。
「電動」は今回のチョイスから漏れた。 「セミオート狙撃銃」の電動ってつまらなそうだもの。
銃の選定は終わった。
WE社『SVD DRAGUNOVA』
ガスBLK(ブローバック)。 剛性の高いフルメタル。 ブラックストックVer.
本当は「木製ストックVer,」が欲しかったんだけど、とてもとても高価くてねぁ。
まぁ実銃でも木製部分を黒塗りのポリマー素材とした例も有るらしい、今回はこれで良しとしましょうか。
さっそく「PSO‐Ⅰ」スコープを取り付けてみる。
マガジンにガスを入れ「空撃ちモード」にスイッチして、試射してみたら驚いた。
金属製のボルトの重量の所為か、今まで経験のしたことのない重い反動が経験できる。
激発音もナカナカのものであった。
《ハドソン AK47(モデルガン)と》
《東京マルイ AKMモドキ(電動)と》
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