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【11月30日の「冬場のロングツーリングで『レオ』の最後に想いを寄せた」日記】
 ちょっと足を延ばして広島県福山市「広島県立歴史博物館」へ行って参りました。
 会場は「JR福山駅」の真ん前だから交通の便はイイネ♪
 特別展『手塚治虫×石ノ森章太郎 マンガのちから
                       

  http://www.manabi.pref.hiroshima.lg.jp/rekishih/2015specialex_top.htm
 
 入館料1000円を支払い入場すると最初のコーナー、両者の小学生時代の肉筆(落書き)展示。
 まさに「栴檀は双葉より芳し」。
 やがて日本漫画界の黎明期。
 手塚治虫『新寶島』(1947)の原本展示。
 40万部を超える当時の大ヒットベストセラーにも関わらず、現存する原本は希少でダイヤモンド並みの価格で取引されている。
 漫画界の「秘宝」ともいえるこの本の所有者こそ、かの「松本零士」御大センセぢゃあーりませんか。
 御大の強引な「漫画蒐集癖」は一時、関東の古書界隈でよく話題(ネタ)になっていたなぁ。
 『ロストワールド』などの名作の原稿も展示されているが、横に置かれている掲載単行本が最近の「手塚治虫漫画全集」なのは少し興醒め。 せめて当時の掲載誌でも用意して欲しかった処。
 
 伝説の「トキワ荘」の外装と一部の部屋の再現度に吃驚。 また手塚の部屋の狭さに更に驚く。
 その部屋で描かれた『ジャングル大帝』最終回の直筆原稿に接し、涙腺崩壊寸前。
 このシーンは「トキワ荘時代」に藤子不二雄Ⓐが手塚のアシスタントをした原稿で知られている。
 「このシーンを描いている時、手塚がチャイコフスキーの『悲愴』をレコードで流し藤子不二雄Ⓐは涙が後から流れて止まらなかった」
 というキャプションを読んでしまい、ついハラハラと落涙してしまった。
        
 石ノ森『龍神沼』カラー表紙など伝説の生原稿に触れられて、まさに至福の瞬間。
 また『サイボーグ009』の最終回(ジョー!きみはどこにおちたい?)や『人造人間キカイダー』のラストで嗚咽する。 立ち去りがたし。
 手塚『やけっぱちのマリア』の原稿を視る機会に恵まれるとは!
                     
 後ろ髪引かるる想いで副展示会場へ。
 こちらは現代作家によるオマージュ作品集。
 最初の原稿展示が「羽海野チカ」なのがあざとくも嬉しい。
 島本和彦「TV版「鉄腕アトム」第193話『地球最大の冒険』より」というオマージュ作品にまで泣かされるとは思わなんだわ。
 「松本御大」「水木しげる」両氏の寄贈原稿に唖然としたりもしました。
 
 図録を購入し(2300円するけど無茶苦茶丁寧な造りの良書)会場のエントランスへ出ると、『ももクロ009』がお迎えしてくれました。
 
 後で知ったのだけど『マンガのちから』展、来年の1月15日~3月10日「大阪歴史博物館」で巡回するんだって…。シクシクシク
 また観に行こうっと♪
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