From .05.MAY.2009
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【6月16日の「携帯での夜間撮影のスキルが無いので『画像』は無し」日記】
昨日は広島市泊。 今朝は大竹市で九州営業所のヒトと待ち合わせてゴニョゴニョ。 救援物資等の引渡し。 その後廿日市市から一気に北上し、中国山地付近の各市町村(「市」はほとんど無い)を表敬営業訪問しつつ島根県へ。 広島市内など暑くて大変だったが、流石に山のほうは車の窓を全開にして疾るのが快適快感。 夕刻 島根県益田市の山奥の定宿「大谷温泉『かじか荘』」着。 風呂に浸かり豪華な晩飯を平らげると、旅の疲れか不覚にもゴロンと畳の上で横になって寝てしまう。 「すいません。お客さん。すいません…」 お膳を下げに来た仲居さんの声で目が覚めた。 いかん! 今晩はとある野望があったのだ。 急いで時刻を確認する。 午後八時。 おおぅ! 丁度よい時刻だわい。 ジャージのズボンにアロハという変な格好で、宿の下駄をつっかけて暗い表へ出た。 そう、今は『蛍』のシーズンなのだ。 本当は宿の横を流れる小川に沿って2~3㎞ほど下流に下った処辺りが「蛍見物」に一番適しており、見物客も多い。 宿の主人の好意でそこまで車での送迎を申し出て頂いたが、それを辞去して亜一人でポコポコ歩いていくことにした。 その方が気楽やし。 さて下駄をカランコロン鳴らしながら点在する歩道灯を頼りに小川に沿って歩く。 もう宿の近くから少しづつ「蛍」の舞う姿が確認できる。 なんとも言えぬ「幽玄の美」に見とれていると、突然足元を何か横切るナニかが発現した。 「ひゃぁぁ!」 思わす驚いて声が出たよ。 「ニャァァ」 なんぢゃ? 宿の飼い猫の『ニャア太』(♂、仮名←オレ命名)クンぢゃあないか。 「道案内しちゃるニャァ」とも言いたげに、私に同行してくれる。 有難い。 有難いが約十メートル歩く度に「ご褒美」として「おなかを撫でるニャァ」とばかりにハラを上にして寝転ぶ。 その都度「よしよし」とおナカを擦らさせる。 この若い白黒ブチの雄猫は「かじか荘」に飼われだした頃からの旧知の仲だ。 子猫の頃はかまって遊んでやると、段々本気になって爪や牙で手が傷だらけになった。 ある日など「こんにちわー」とチェックインすると、フロントの中の社長用の背の高い椅子に座って「ニャァ」と出迎えてくれたりもした。 宿の「主人」気取りだ。 「蛍」を眺めつつ、そのネコとの道中を楽しむ。 ところが1㎞ほど歩いたところで、彼がピタッと停まってしまった。 「なんや? ココまでがお前のテリトリーかいな?」 「ニャァ」 どうやらそうらしい。 もしくは「ココより先に行かん方がエエよ」と教えてくれているのかもしれない。 暗い夜道で、その「御忠告」を受け入れることにした。 また「ニャア太」と二人で今来た夜の道を戻る。 九時を過ぎると段々「蛍」の飛ぶ姿も少なくなり、丁度良い頃合だったのかもしれない。 宿が見える辺りで「お役目御免」とばかりに彼が姿を消した。 また川の方へ遊びに行ったようだ。 有難う。 お疲れさんでした。 PR |
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1959/08/18
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