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【2月27日の「とある朝 目覚めると何と股間が金縛りに…」日記】
 出張先の鳥取県米子市の定宿で就寝中、朝方に久しぶりの全身の「金縛り」に遭う。
 マジで数年ぶりの体験。
 半覚醒の状態で枕元を何者かが右から左に横切りつつ私の顔を覗う気配を感じた直後、身体が全然まったく動かなくなった。

 日頃から大好きなクセに「超常現象は存在しない」と豪語する私だが、怖いものは怖い。
 頭ではこれは単に医学的には「睡眠麻痺」と呼ばれる睡眠時の全身の脱力と意識の覚醒が同時に起こった状態であると理解しても、恐怖感に囚われるのは致し方ないものか。
 
 この際は以前、確か「平井和正」の小説で読んだ対処法を実践するようにしている。
 頭の中で「光あれ」と唱えて、ともかく脳内を「眩しい光」で充満するように想像する。 口でも「光あれ!!」と唱えられるように努力して、実際に言葉として発する。
 これは結構、意外と効くのだよ。
 自分の「光あれ!」という発声で金縛りが解け、目が覚めることも多い。
 
  
 
 これは某先輩の「与太噺」で大好きな「金縛りネタ」なのだが、若い頃の先輩が毎夜「金縛り」に遭ってしまっていたという。
 事前に何故か頭上から「金縛り」が来る来ると予感すると、実際に「金縛り」に遭ってしまう。。
 そこで在る夜、頭上からの遅い来る「金縛り」の予感を感じた途端、ふいに寝返りを打って身をそらした。
 その途端、何者かが「ドスン」と枕にぶつかる音がしたと云う。
 某先輩はその晩、「金縛り」に遭うことなくスヤスヤと眠れたそうだ。
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