汚染

【11月01日の「今日はネタが無いねェ」日記】
　島根県出雲市で目覚める。
　出雲市から松江市へ。
　その後、海沿いに鳥取県入り。

　今宵のお宿は最近のお気に入り。
　鳥取県「三朝温泉」。
　温泉大風呂に大きな水車がある旅館で平日限定「素泊まり激安プラン」なので、近くの居酒屋に呑みに…あわわ、晩餐を摂りに。
　前回この店に来た時は伊太利亜人美人人妻がいたりしてワイワイ楽しかったのだが、今日はママと常連のオバチャンと私だけ。　なんか「病気」のハナシばっかりして滅入る。
　で、少し呑み過ぎた。
　千鳥足で旅館に帰る途中、ふと見上げた夜空には綺麗な下弦の月が浮かぶ。

　ところで「三朝温泉」は世界的にも有数な『ラドン温泉』として有名である。
　温泉の含有成分としてラドンを含むものは放射能泉として分類される。ラドンおよびそれ以後の各種放射性同位体が放つ放射線が健康に寄与するとの考え方（ホルミシス効果）があり、痛風、血圧降下、循環器障害の改善や悪性腫瘍の成長を阻害するなどと行った効能があると考えられており、特に『三朝温泉は療養泉として古くから様々な患者を受け入れている。
　ところが先日、ガイガーカウンターを持ったテレビクルーが訪れ、取材をして帰ったそうだ。
　放映を見ると案の定「被爆って怖いですよねぇ的風潮」を助長する番組だったそうだ。
　　阿呆か？　
　「放射線治療」の存在する知らぬジンドの国のマスコミか？
　余談だが「三朝温泉」近辺の「ガン患者発生率」は全国平均の半分以下だという説もあるそうだ。

　それに関して最近『土壌の汚染』という言葉をよく耳にする。
　私にはこれがどうも、『新首相(ドジョウ総理)の汚染』と聞えて仕方がない。