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【6月29日の「男の子にとって『最初に越えるべき壁』は『父親』でなければいけない」日記】
 最近「娘」のコトばかりなので、何となく申し訳なく思い「息子」のコトも。 本人は別になんとも思ってないし、むしろ迷惑かもしれないが。

 中学三年になって「声変わり」もし、グングン背が伸びてきやがった。
 身長178cmの私に対し、もうあと十数㎝ってとこかな。 ゲンコツ一個半くらいまで追いかけてきやがる。
 でも言うこと為す事も子供っぽく、力(パワー)もまだまだ私の敵ではない。

 さて、この頃よく思い出すのは、今は亡き私の親父のこと。
 高校大学と「野球」やスポーツに明け暮れ仕事も「土木関係」ということもあり、かなりシッカリした体躯の持ち主だった。 私が小中学校のときでも「腕相撲」などの力試しで、箸にも棒にも敵わなかったのは当然といえる。
 やがて私も思春期の育ち盛りとなり、身体も上と横にもグングン育っていく時代を迎える。
 長らく「力試し」など親父とのスキンシップも遠ざかっていたが、ある日の日曜日(高校二年くらいだったかな?)親父のほうから「腕相撲」の挑戦があった。
 身体ばっかり大きくなっても相変わらず「スポーツ」などに一切興味を持たない私に、業を煮やしていたこともあっただろう。

 ところがアッサリ私の勝利。 親父が力には自身があったとはいえ、特に日常鍛錬しているわけでもないが十六、七の無駄に有り余るパワーには完敗だったのだ。
 その時の親父の呆然とした、何ともいえない悲しげな表情が忘れられない。
 その時代「思いやり」という言葉すら知らなかった私は、やはり「己を恥じる」ということすら思いつかなかったのである(ワザと負けるという選択肢も)。
 あの日は本当に悪いことをした。
 すまなんだな>天国の親父よ。

 数年後には確実にその「シッペ返し」が、息子によって我が身にもたらされるだろう。
 そんなことを考えながら、昨日も「背比べ」をしてる最中ポカポカと頭を殴ってやった。 せやけどなんかハラ立つねんもん。

 今日も出張先の宿泊施設に付属する運動施設で「筋トレ」を行い、その日を一日でも遅らそうと無駄な足掻きをする私がいる。

 
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