烏賊

【1月18日の「略して『イカチク』」日記】
　先日に放送され大評判となったNHKｽﾍﾟｼｬﾙ「世界初撮影! 深海の超巨大イカ『ダイオウイカ』」を視ながら思い出した(生きていく上に絶対必要とされないであろう)薀蓄。
　地球上の浅い海から深海まで、あらゆる海に分布する「烏賊」の種類(但し、淡水域に生息する種類は確認されていない)。
　彼らの一つの特徴として体の大きさに対しての「眼球」の割合が大きいことから、行動の多くは視覚による情報に頼っていると思われている。
　また彼らの「眼球」は外見上「脊椎動物の眼球」とよく似ていると云われている。
　
　しかしその複雑な眼球の構造に対し烏賊種の「脳」は非常に貧弱であり、とてもその「視覚情報」を処理するまでの及ばないという説がある。　
　即ち「眼球」のあまりの高度な構造に、「脳」の処理速度がとても追いつかないという訳だ。
　
　そこで一つの「仮説」が発生した。
　この地球の「創造主」が地球上の全ての海に存在する「烏賊」達に特殊な「使命」を課す為に、その「高度な眼球」を与えたとするものだ。
　地球上の出来事の全てを監視するために、海の中から数えきれない「烏賊」達の「眼球」を通して「何者」かが何処かからか我々の行動を覗いているのかもしれない。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　
　
　（イカやタコの眼球は外見上脊椎動物の眼球とよく似ているが、まったく異なる発生過程を経て生まれた器官であり、内部構造に明確な違いがある。すなわち視神経が網膜の背面側を通っており、視認の邪魔にならない。そのため視力に優れ、盲点が存在しない)