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【10月20日の「父娘の情には弱いのよ」日記】
 夕刻、宿に到着。
 今日は二十日の「営業月締日」なので、会社に今週分の日報等を作成してファックスする。
 電話で書類の着否と本日の営業終了を告げると、晴れて自由の身。
 岡山市内のシネコン映画館へGO!

 「エテ公」を観ようかなぁって思ったけどどうも泣かされそうだし、変な星条旗の服を着た「英雄」の映画も3D版は時間が合わない(そもそも「星条旗馬鹿」は前大戦時、我らが皇国兵をポカスカど突いてなかったか?)
 どうせ泣かされるんだったら「エテ公」よりも「人間」の方がよく、また「3D」版も時間ピッタシ♪
 
 ちゅうワケで、
  出張最後の夜は映画を観るっちゃ。
 恒例【木曜レイトショー
 今宵のお題は
  『一命』(3D) 36886aa8.jpeg

 いやぁ、「陰々滅々」とは聞いていたけど、確かに観終わった後は『監督失格』程ではないといえ結構凹んぢゃうなぁ。
 観客年齢層高し。 でも四分の入りの会場あちこちで「啜り泣き」が聞こえたので、ワシも泣きやすかったのは助かった。 
 「3D視覚効果」はどこか計算違いが多かったみたいで、肝心の登場人物が画面に映し出されている時に限って効果を発揮していないのは残念。『情景(花や雪など)』と『家屋内』は鮮明なのだが。

 同じ原作により1962年の映画化された『切腹』と比べられるのは仕方ないとして、不真面目な映画B級ファン(B級映画ファンではなく「ファン」としてB級なのだ)の私は観てないから何とも…。
 『十三人の刺客』よりも「三池崇史監督臭」は薄めだったような。
 「市川海老蔵」の「眼」は良かったけど「貧窮した浪人」にしては顔の艶が良過ぎ(赤ん坊も健康的に太り過ぎ…)
 紅一点「浦島ひかり」って『DEATF NOTE』の「妹ちゃん」…っちゅうよりも『愛のむきだし』の「ヨーコちゃん」だったんかぁ。エラい艶っぽくて判んなかった。

 「小島剛夕」というよりも「平田弘史」の骨太な時代劇劇画を観ているような感じだった。
 観に行こうという人を無理やり引き止めはしないけれども、通常「2D」版でイイかもしれませぬことよ。

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