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【9月25日の「BADsMARUチャン大ショック!」日記】
 朝起きたら自宅に置いていた「初代ノートパソコン」が御臨終
 液晶画面が破損している為、無理矢理繋いだデスクトップ用モニターの真っ黒い画面に「Missing operating system」の白い文字だけが浮かび上がる。
 あ、「年賀状用宛名リスト」 バックアップしてないや…

 このマシンにはプリンター複合機が接続されており、今日はとある雑誌をスキャンしようとして異変に気が付いた。
 その雑誌とは『週刊マーガレット1982年8月20日号
 「週刊マーガレット」は集英社が1963年に創刊、週刊で発行していた「少女漫画雑誌」。
 漫画のほか、ファッションや人気歌手の記事なども掲載。 1968年には『アタックNo.1』(浦野千賀子)の連載が開始され、テレビアニメ化もされている。1970年代にも『ベルサイユのばら』(池田理代子)、『エースをねらえ!』(山本鈴美香)などの人気作品が連載され、『少女フレンド』・『少女コミック』(小学館)とともに、少女漫画ブームを築く週刊誌となった。
 しかし、1988年に月2回刊となり、誌名表記も『Margaret』に変更されている。

 この号は古本屋に勤務しているマニアな後輩(モミヒゲスピード)に、前に富山県で偶然入手した「宮武一貴」の同人誌と交換してもらった。
 日頃から「少女漫画は読まない」と公言している私が何故「1982年8月20日号」を手にしているのかというと、この号に掲載されている一つの作品をどうしても読みたかったからだ。
 その作品とは「(ムッシュー)・ストライカー『マリンブルーの彼方へ』
 「M・ストライカー」とはあまり聴かない作者名である。「」の文字にわざわざ「ムッシュー」と振り仮名が打たれているのに注目。
 作品の表紙にも「謎のスーパースター 本誌初登場!!」と書かれている。
 「これがホンマモンのアクションだっ!!」とも。
   

フォト 3cdc5980.jpg

 ま、表紙の絵柄を見ればこの「作者」が
  望月三起也先生だというのは一目瞭然。
 この作家さんは他に「牧 英三郎」「M・ハスラー」などの別名(ペンネーム)を持つのは有名だが、「M・ストライカー」名義作品は多分この一作のみ。
 作品は「望月テイスト」爆発「漢気(おとこぎ、侠気)」溢るるアクション佳作だが、「少女漫画」らしからぬ残酷描写も決して忘れられていない処が凄い。
 単行本へは未収録
(の筈…ですよねぇ?>yazzyさん)

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【9月14日の「今日も『広島』は『中日』にボロクソに負けてましたなぁ…」日記】
 広島県大竹市から廿日市市を経て広島市内へ。
 今宵の宿は初めて利用する市内のド真ん中のビジネスホテル。
 朝食、サウナ付大風呂が付いて一泊5000円と安いが、駐車料金が1300円別となっていて、しかも遠くの立体駐車場まで停めに行かなければならないので少し不便。
 それよりもすぐ隣のビルに「得意先」が入居しているので、顔が指さないか少し不安

 到着が遅れたので、暗くなってからコソコソと夕食に出掛ける。
 前回「改装中」で休みだった広島風お好み焼き有名店『八昌』が開いていたので、そこで「そば肉玉」と生ビール。
 店内は何処が「改装」されていたのかチョット見では判らない。 鉄板の縁が綺麗になってたかな?

 「一杯気分」の御機嫌で夜の『魔都廣嶋』を少し徘徊。
 新刊本屋に立ち寄る。
 中国地方以外ではあまり目立たない新刊コミックが棚中央に平積みされて、色鮮やかなポップも添えられている。
 球場ラヴァーズ第一巻』     石田敦子
   

フォトfd4339c4.jpg

 女子高生がひょんなことからプロ野球チーム『広島東洋カープ』の熱狂的ファンの女性2人と知り合い、カープやプロ野球に魅せられていくと同時に人間として成長していく過程、さらに女性ファンの「広島カープ」に対する熱い想いを描く。ストーリー中にはカープやカープ選手にまつわるエピソードが紹介されている。なお舞台は広島市ではなく東京近郊で、主に東京ドームや西武ドーム、神宮球場といった「関東地方の球場」が登場するらしい。
 ちなみに作者の「石田敦子」さんは広島県福山市出身。 当然熱狂的「赤ヘルファン」だそうです。
 興味の沸いた方はどうぞ
(私は買わなかったけど…どないやねん?)
 

【9月13日の「下記の本のタイトルは、映画『全身小説家』のパロディなのです」日記】
 「山陽方面」出張ツアー開始。
 道中、トイレ休憩で山陽道のPAへ。
 コトを済ませPA内をウロウロ。 自然と雑誌コーナーに足が向く。
 取り合えず「表紙チェック」。 一般週刊誌から漫画雑誌、そして成年雑誌まで抜かり無く作業は続く。

 ふと目が留まった「本」は、成年雑誌のコーナーにあった。
 セミロングの髪の美女が、眼光鋭くこちらを睨んでいる。
 オビに『ペンとインクの恥さらし』!
 タイトルは全裸漫画家 桜木さゆみであった。
  

フォト2dc00461.jpeg

 『桜木さゆみ』は主に「実話系四コマ漫画雑誌」で活躍する女性漫画家。
 現役女子高校生の時にデビューして約二十年、現在も現役で活躍しておられる。
 以前よりファンであり、単行本はコンプリートしている(筈である)。
 しかし「素顔」は初めて拝見した。 なかなかの「美人」である、と思ったら、この表紙の女性は作者の実姉の『袖木涼香』さん(声優)と判明。 嗚呼、騙された!
 同じくオビに『桜木さゆみ。初のフォト&コミックエッセイ!!』ともある。
 中身が見たいけれども残念ながらビニールパックされており、それは叶わなかった。
 仕方無しに一冊手にとって、レジに向かった次第である。

 広島県に入り福山市府中市を経て尾道市入り。
 「おのみちはぁ~、いつか来た道ぃ~♪(嗚呼そうだよ)」というのは、漫画家「とりみき」が『原田知世ブーム』の真っ最中に「尾道ツアー漫画」の中で描いたネタである。
 宿に着き本社に定時連絡をいれ、温泉に浸かりレストランで特製「尾道焼きそば」を食しながら生ビールを頂く。
 部屋に戻りベッドに横になってから、少しワクワクしながら『全裸漫画家』を取り出す。
 さて、『全裸』とは如何程のモノなんぢゃろかい?
 (ちなみに彼女が「表紙」で着用し「裏表紙」で脱ぎ捨てている「オーバーオール(サロペット)」は彼女の自画像の時の服装である)

 ……
 ま、ソッチの内容はファンの方が実際に本を手にして確認していただければ良いとして、ココミックの方は相変わらず「シモネタ全開」で大いに笑わせて貰った。
 ほぼ同時発売で『恋愛漫画家』(ぶんか社)というのも発売されているらしい(『全裸…』の方は「日本文芸社」)。 そちらも表紙は「写真」となっている。
 次回に本屋で探してみよう。

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【9月08日の『後★輩が読者の皆様に多大なるご迷惑と不愉快な思いをお掛けして、心からお詫び申し上げます(滂沱の涙)』日記】
 久々の「北陸上陸」となった『台風』。
 富山県に出張で滞在していたのでそれなりに覚悟を決めていたにも拘らず、彼奴はアッサリと岐阜県方向へ抜け去り「雨」以外の『台風』の実感は得られず、まさに「肩透かし」や。
 せっかく台風下の屋上露天温泉風呂にて全裸で「仁王立ち」した際、「我が羅針」は風速40mの強風で暴れ廻り、下の部品はまるで『アメリカンクラッカー』の如く…というネタまで考えていたのに。

 ハッ!
 しもたぁ…。 
 この私の日記は「シモネタ厳禁」やったんやぁ~棒読み
 (っちゅうか、また「某お母さん」に眉を顰められるゾ。 その節は「阿呆の☆お下品マン」が大変申し訳ないことを…)




☆コミックハンター
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 ・『進撃の巨人①』   諌山 創(いさやま はじめ)
    講談社コミックス
 噂の作品を読む。
 画は粗いが、それが「シュール」な迫力を生み出している。
 面白い。
 「月刊マガジン」は時々こういう異色のヒット作を生み出すなぁ。
 第二巻を探してみよう(古本で)。
 >某古書店勤務後輩へ
  「カバー」外し表紙、見ました。

【8月31日の「夏の終わりに出会った素晴らしい作品です」日記】
 先日、プロの人気漫画家である「はぁとふる売国奴」氏(仮名)が日記で、とある「漫画作品」を推薦しておられた。
 『さよならもいわずに』    上野顕太郎
 何軒か書店で探したのが「売り切れ」等で見当たらず、今回旅先でやっと入手することが出来た。
 島根県出雲市の定宿で布団の中で読み出した。
 いつもならすぐ眠りに落ちる処だが、一気に最後まで読み通す事がとなる。
 そして、泣いた

 歳を取ってより涙脆くなってしまったので、TVにしろ映画にしろ漫画にしろ、なるべくそういう「作品」は避けるようにしている。
 ところがどうしても避けられない「出会い」とでも言うべき「作品」があるのだ。
 例えば『長い長いさんぽ』『星守る犬』などである。
 「猫」「犬」ときて、今回は遂に「ヒト」となったワケである(不謹慎な!)。

 「最愛の妻」との突然で永遠の「別離(わかれ)」の刻を綴ったドキュメントである。
 「上野謙太郎」はデビュー直後から注目していた「ギャグ漫画家」の一人だった(「帽子男シリーズ」等)。
 その彼がこのような深刻なテーマをどう扱うか興味本位な理由で読み始めたこということも否めない。

 「はぁとふる売国奴」氏が指摘するように『マンガだからこそ可能な表現方法を駆使して』描かれる世界が鬼気と胸に迫る。
 特に『枠線』に注目して欲しい。
 「過去」と「現在」、「主観」と「客観」が入り混じる時空を、真っ直ぐな「枠線」とフリーハンドと思われる不安定な「枠線」が瞬間を切り取っている。
 そこには「かなしみ」「喪失感」「絶望感」が渦巻いている。
 しかし最後に彼女に言えなかった言葉を伝えるシーンで、全ての心情が一気に凝結するのだ(オビの「夏目房之介」氏は「祈りのようなすがすがしさ」と表現している)。

 中で引用される「絵画」「映画」「漫画」も、私にとって馴染みと非常に思い入れのある作品が多く登場する。
 効果的に使われるそれらのうちで、故『あすなひろし』の作品もその一つであった(P226)。
 この頁から後は、嗚咽慟哭しながら読み進めたのだった。

 この私の拙日記を読む「マンガ読み」の全ての人にお薦めする。
 是非一度、手にとって目を通して欲しい。
 

フォト

 ビームコミック
 『さよならもいわずに』  上野顕太郎
 エンターブレイン発行    780円        

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